残りはたった1人
先週はDFBポカール準々決勝が行われ、各試合とも熱戦が繰り広げられたんだ。
ヴォルフスブルクとフライブルクの一戦はリーグ後半戦で好調を維持するヴォルフスブルクが後半にエルフメーターをきっちり決めて1対0で辛勝。
丸岡選手と香川選手のドルトムントはホッフェンハイムと対戦。
この試合は前半、ドルトムントが先制するもホッフェンハイムが追い付き逆転に成功。
後半にドルトムントはオーバメヤン選手の同点ゴールで追い付き両チームとも得点無く延長戦へ。
すると後半途中から出場のベテラン、ケール選手が値千金のスーパーミドルシュートを決めてドルトムントが勝利。
香川選手は120分フル出場♪
丸岡選手はベンチ外。
唯一1部リーグ以外から残っているビーレフェルトはメンヒェングラートバッハと対戦。
試合は1対1で延長戦に入っても決着がつかずPK戦へ。
5人が蹴り終えたところで4対4。
6人目、ビーレフェルトはブルマイヤー選手が決め1点先行。
メンヒェングラートバッハはギニア代表トラオレ選手の左足から蹴られた鋭いシュートをビーレフェルトのキーパー、シュヴォロウ選手がはじき出し、3部のビーレフェルトが準決勝進出♪
今大会の台風の目ですニャ=^_^=
そしてレバークーゼンとバイエルンの試合も両者がっぷり四つの無得点で、延長戦でも決着がつかずこちらもPK戦に。
バイエルン先行で始まったPK戦はミュラー選手の鋭いシュートにレバークーゼンのキーパー、レノ選手が反応するもボールはレノ選手の右手の下を通過してバイエルン先制。
続くレバークーゼンのキッカーはスイス代表ドルミッチ選手。
右足から蹴られた鋭いボールにノイアー選手が即座に反応!というより蹴る瞬間に既にボールの方向に体が動いてゴールを阻止!!
狙う方向を読み切っていたのか、はたまた山勘か・・・
後続が両チームとも全て決め、結果バイエルンが準決勝進出決定。
準決勝はバイエルン対ドルトムント、ビーレフェルト対ヴォルフスブルク。
注目の好カードですニャ=^_^=
ティアゴ選手の復帰を喜んだバイエルンだけど実はケガ人続出の緊急事態。
長期離脱中のマルティネス選手に加え、DFBポカールで肉離れを負ったベナティア選手、前節第27節に左足首を負傷したシュヴァインシュタイガー選手、足首負傷のリベリー選手、右足首じん帯断裂のシュタルケ選手、左ひざじん帯断裂のアラバ選手、そして腹筋損傷のロッベン選手・・・
長谷部選手と乾選手のフランクフルトとの対戦でベンチ入りしたバイエルンの選手は、通常18人のところわずか15人。
この試合休養する予定だったノイアー選手も、控えGKのシュタルケ選手がケガの為、控えとしてベンチ入り。
フランクフルトも現在得点ランキングトップのマイヤー選手がケガのため欠場。
試合は、最近当たってるレヴァンドフスキ選手の2得点とミュラー選手のゴール、そしてゴールを守ったレイナ選手の好守備で、層の厚さをみせたバイエルンの貫禄勝ち。
試合が終わってみれば、選手交代枠3名を使い切り残ったのはノイアー選手たった1人・・・
長谷部選手は先発フル出場。
乾選手は後半71分から出場。
酒井宏樹選手と清武選手のハノーファはホームで細貝選手と原口選手のヘルタと対戦。
試合は1対1の引き分け。
宏樹選手は先発フル出場。
清武選手は先発して81分に交代。
原口選手も先発して81分に交代。
細貝選手はこの試合もベンチ外。
内田選手のシャルケはフライブルクと対戦。
試合はスコアレスドロー。
内田選手は出番無し。
岡崎選手のマインツはレバークーゼンと対戦。
試合は2対3でレバークーゼンの勝利。
岡崎選手は先発フル出場。
丸岡選手と香川選手のドルトムントはメンヒェングラートバッハと対戦。
試合は3対1でメンヒェングラートバッハが勝利。
香川選手は先発して63分に交代。
丸岡選手はベンチ外。
長澤選手と大迫選手のケルンはホッフェンハイムと対戦。
この試合、長澤選手と大迫選手が共に先発。
長澤選手はブンデスリーガ1部で初先発。
試合は大迫選手が2点目をアシストする活躍で、ケルンが3対2で勝利♪
長澤選手は先発して後半72分に交代。
大迫選手は先発して後半81分に交代。
酒井高徳選手のシュトゥットガルトはホームでブレーメンと対戦。
試合は3対2でシュトゥットガルトが勝利して久々の最下位脱出。
高徳選手は出番無し。
「きまぐれドイツ語・サッカー編」は「Viertelfinale(フィルテルフィナーレ)」
先週行われた「DFBポカール」がまさにこれで、意味は「準々決勝」。
「Vier(フィーア)」が「4」で、「Viertel」は「4分の1」、そして「Finale」が「最終戦・決勝戦」という意味ニャので直訳すれば「4分の1の決勝戦」。
因みに準々決勝の前に行われる試合、「DFBポカール」では3回戦のことは「Achtelfinale(アハテルフィナーレ)」と言って直訳すると「8分の1の決勝戦」(「Acht(アハト)」は「8」)で、ベスト16同士の戦いが8試合行われるんだ。
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
ブンデスリーガ チームと都市(2014-15シーズン)
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(13. April 2015)
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