”gesundes Essen”なビストロ!!日本人女性が手掛ける”COCO GENKI”がオープン!!
日本食ブーム旋風が吹き荒れる中、日本人の活躍も同等に目覚ましくなっている。
みんなこれまで温めてきたものを一気に放出するタイミングなのか、単なる流行なのか?
実態は分からないけれど、日本食が世界一おいしいと思っている私自身にとっても嬉しいニュースである。
真面目で、丁寧で、一生懸命な気質というのは、そこにセンスと社交性があれば、どこでも通用するのかもしれない。
しかも、和食だけにこだわらず、いろんなジャンルのレストランがオープンするとあって、今後の展開が
ますます楽しみなベルリンである。
そんな中から、先日グランドオープンしたばかりのビストロ・カフェCOCO GENKIを紹介したい。
このかわいらしいネーミングのお店は、”gesundes Essen”という日本語でヘルシーフードという意味をコンセプトに、
ビオ食材だけに限らず、「地産地消」という地域に密着したスタイルを持っている。
そして、様々な国々の料理に日本食の哲学やアイデアを融合させた創作料理を提供してくれる。
すでにオープン前から地元メディアに取り上げられており、他にはないスタイルがベルリナーからも注目を集めている。
お店場所もミッテ地区の中でもモダンな建物が多く、富裕層の人たちが多く住んでいるエリアのため、雰囲気も良い。
関係者を招いて行われたオープニングパーティーでは、ヴィーガン、ベジタリアン用とそれ以外用の2種類に分かれた
フィンガーフードがビュッフェスタイルで次々と登場した。女性シェフならではの繊細で美しい盛付けも素晴らしい。
私は、ヴィーガンでもベジでもないため、同じメニューを食べ比べて、素材や味の違いを知る楽しみ方もさせてもらった。
見た目が同じでも、肉が使われているものと野菜だけが使われているものとでは、同じ味に近いものもあれば、
繊細で薄味に感じるものもある。ヴィーガン&ベジ用のお料理は自分の脳で知っている味とは全く違う新しい味を
知ることが出来て、とても貴重な体験をさせてもらった。
オーナーの石井法子さん(左)とオーナーでシェフの大原歩さん(右)は、ブログを通じて知り合ったという
おもしろいエピソードを持っている。石井さんの前職はデュッセルドルフでOLといういうエピソードも驚きである。
住んでる場所も職業も違う2人がブログで知り合い、同じ夢に向かってひたすらがんばってきた。
日本人女性が異国の地でお店を持つというのは、想像を絶する大変さなのだと思う。
そんなことを全く感じさせない2人の笑顔はとてもステキで、やりたいことだらけの私にとって、とても大きな励みとなった。
ベルリンへ来て、優しいごはんが食べたくなったら、是非COCO GENKIへ来て、笑顔と元気をもらって欲しい。
Bistro Cafe COCO GENKI
Wallstr.36 10179 Berlin
fon: +49 30 548272-73
(*掲載写真はパーティー用の特別メニューとなります。通常メニューはオフィシャルFBからご確認下さい。)