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ブラインドサッカー世界選手権

ⒸGerman Embassy Tokyo

ブラインドサッカー世界選手権

おととい11月16日に開幕したIBSAブラインドサッカー世界選手権2014。
4年に一度のブラインドサッカー最高峰の大会に、ヨーロッパ、アジア、南米の各大陸の選手権を勝ち抜いた過去最多の12ヶ国が渋谷に集結。
この大会の優勝国には2016年のリオ・デ・ジャネイロパラリンピックの出場権が与えられるとあって否が応でも盛り上がる。

今大会には今年3月に来日したドイツ代表も参戦。(3月の親善試合の様子はこちら ⇒ ブラインドサッカー
きのう韓国代表と対戦したんだ。

会場には平日にもかかわらず大勢の観客。
その中でドイツ国旗をまとい、お揃いのジャージに身を包み応援する一団を発見。
聞いてみると皆さんはアシスタントコーチでキーパーのゲーベル選手のご家族。
この大会のために家族全員でドイツからやってきたとのこと。
明るいお父さんは周りのドイツを応援しにきた観客の皆さんと写真を撮り合い意気投合♪
みんなでドイツ代表に熱い声援を試合が始まるまで送っていたんだ。


ん、試合が始まるまで?

ⒸGerman Embassy Tokyo

ⒸGerman Embassy Tokyo



そう、ブラインドサッカーは選手、そしてコーラーが声でコミュニケーションを取るから、試合中は静かにしなくちゃいけないんだ。
選手は常に「Voy(ヴォイ)」と声を出して自分のポジションを味方にも相手にも知らせなくてはならず、それを怠るとファールを取られる。

鈴の入ったボールに全速で向い、相手やピッチを囲む壁と衝突するのは当たり前。しょっちゅうその衝撃音がスタンドに届き、まるで格闘技のよう・・・
その迫力に圧倒されます。

きのうの試合でも接触プレーで韓国の選手が倒れ担架で運び出されるひと幕も。

さて、試合は1点を争う緊迫したムードの中、両者一歩も譲らず0対0で前半を折り返す。
サイドが変わって後半もあと一歩が出ず試合時間が刻一刻と過ぎていく・・・


そして、ついに韓国代表の「ノーヴォイ」の反則で累積からドイツ代表がPKをゲット!
コーラーがゴールの情報をキッカーに伝え、間を見計らって放たれたシュートは!?
(クリックして動画をびって♪)

ⒸGerman Embassy Tokyo

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鋭く放たれたシュートは惜しくもAluminium、ポストを直撃。
試合はそのままスコアレスドロー。

試合後、選手の皆さんはスタンドに向かって「アリガトウ!」と応援に感謝。

応援スタンドはこの大会のために東京と横浜の大学生の皆さんが出場国に合わせてデコレーション。
ドイツの応援スタンド、素晴らしかった〜!
ゲーベル選手のファミリーとデコレーションしてくれた皆さんと記念撮影♪

大会は始まったばかり。
今日ドイツ代表はスペイン代表と対戦。(A代表といっしょ!)
ぜひ国立代々木競技場フットサルコートに応援にきてニャ!=^_^=

大会ホームページへ ⇒ http://www.wc-blind-football.com/

(18. November 2014)






2010年5月にはじめたこのブログ。2014年6月に新しいシステムに移行するまでの1247の記事は「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」でどうぞ♪=^_^=
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