ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

日独友情の地から

ⒸGerman Embassy Tokyo

日独友情の地から

徳島県から鳴門教育大学附属中学校のみなさんが来館。
今日もフォーゲスさんとマナさんがお迎えしてみなさんの質問に答えたニャ=^_^=

鳴門市といえば「ドイツ通」はモチロン、広くドイツとの交流が盛んなことで知られているんだ。

その発端は・・・

第一次世界大戦で、青島で日本軍の捕虜となったドイツ兵のうち約1000名が、当時の板野郡板東町(現在の鳴門市大麻町)にあった「板東俘虜収容所」に収容されたんだ。収容所所長の松江豊寿さんはドイツ俘虜に対し寛大で人道的な対応をして、その結果ドイツ人俘虜と地元住民との間に立場を越えた友好の絆が芽生えたんだ。

この日独友情の交流はその後も引き継がれ、鳴門市とニーダーザクセン州リューネブルク市は、お互いに製塩のまちとして栄え、優れた観光資源を持ち、人口などの都市規模がほぼ等しいことから1974年に姉妹都市盟約を締結。
さかんな交流を続けて今年で40周年を迎えたんだ。

鳴門には日独友好を象徴する「鳴門市ドイツ館(Das Deutsche Haus Naruto)」があり、ベートーヴェンの「第九」シンフォニーの日本初演となったドイツ人俘虜による演奏を記念してベートーヴェンの像もあるんだ♪

こうした背景から、2007年には鳴門市のある徳島県とリューネブルク市のあるニーダーザクセン州も友好交流関係を結んだんだ。

2011年にはドイツのヴルフ大統領が来日、鳴門を訪問して坂東俘虜収容所跡地の慰霊碑に献花し鳴門ドイツ館を訪れました。⇒「鳴門に響く歓迎の歌声

鳴門教育大学附属中学校のみなさんもこのことを知っていて、中には鳴門市ドイツ館のすぐ近くに住んでる生徒さんも♪

そんな友情の地から来たみなさんのために、朝から降っていた雨も小降りになり、大使公邸のお庭を見学することができました♪


これからも日独の友情の輪が広がりますように=^_^=

(22. Oktober 2014)




2010年5月にはじめたこのブログ。2014年6月に新しいシステムに移行するまでの1247の記事は「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」でどうぞ♪=^_^=
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