いよいよ本日１０月１５日から始まる日本国宝展（主催：東京国立博物館、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション）を一足先に覗いてきたニャ=^_^=

東京国立博物館では１９６０年、９０年、２０１０年に次いで４度目の国宝展。
今回のテーマは「祈り、信じる力」で、天皇陛下の傘寿を記念しての多くの国宝が展示。
正倉院の宝物も特別出品されるんだ♪

日頃からあまり国宝を身近に感じたことが無く、本や映像でその姿を見るくらい。
でも、一旦会場に足を踏み入れると、そこに展示されているもの全てが国宝。
右を見ても左を見ても、前も後ろも国宝だらけ。

そしてひとつひとつをじっくり眺めると、そのバランス感覚に吸い込まれていくよう・・・
玉虫厨子を見た時は、同じ空間にいることが嘘のようで感激。
美しい字で綴られた写経は眺めているだけでただただうっとり。
そしてどこまでも続く経を書き続ける集中力に感服。
それぞれの作品の歴史の深さもさることながら、今も尚発せられるオーラに鳥肌。

日本には国宝の土偶が５体あって、今日の内覧会では「縄文のビーナス」と「合掌土偶」の２体が展示。そして１１月２１日には５体全てが勢揃いするんだ。
会場のショップで見つけた「土偶ビスケット」はいつでも５体揃ってます♪
６０グラム入りで６５０円はちょっとお高い気がするけど、記念に買っちゃった=^_^=

また、１１月１８日から１１月３０日には「漢委奴国王」が刻まれたあの「金印」も展示。
ぜひ見てみた〜い♪

日本国宝展は１２月７日までで、展示期間が違うものもあるのでホームページを要チェック！ ⇒ http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3890



会場の東京国立博物館平成館は２００５年の「日本におけるドイツ年」のメインイベント「ベルリンの博物館島展」が開催されたところでちょっと懐かしかった♪
そのベルリンの博物館島にも多くの優れた芸術作品があるけど、あらためて振り返るとドイツには「国宝」というカテゴリーが無いかも。
「国」というよりそれぞれの「州」が中心になって文化財を管理。
「世界遺産」として登録されている建物もあり、やはり「国宝」は見当たらない。
モチロン「国の宝」であることには違いないけど・・・

そんなことを思いながら台風一過の秋空の下、上野公園をお散歩したニャ=^_^=

(15. Oktober 2014)

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2010年5月にはじめたこのブログ。2014年6月に新しいシステムに移行するまでの1247の記事は「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」でどうぞ♪=^_^=
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