ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

お待たせ!清武選手

ⒸGerman Embassy Tokyo

お待たせ!清武選手

先週行なわれたチャンピオンズリーグ第3節では、ブンデスリーガから出場の4チーム全てが見事勝利。

ローマ 1対7 バイエルン
シャルケ 4対3 スポルティング
レバークーゼン 2対0 ゼニト
ガラタサライ 0対4 ドルトムント

ⒸUEFA



レバークーゼン、ドルトムント、バイエルンは共にグループ1位、初勝利をあげたシャルケも無敗でグループ2位につけてますニャ=^_^=

 

また、ブンデスリーガ今節の前日に行なわれたヨーロッパリーグ第3節では、これまたブンデスリーガから出場の2チームが揃って勝利。
各グループ2位につけてるニャ=^_^=

ⒸUEFA



クラスノダール 2対4 ヴォルフスブルク
メンヒェングラートバッハ 5対0 アポロン

ブンデスリーガでは、過密スケジュールの中で戦う6チームの明暗がくっきり。
調子の出ないドルトムントとシャルケはどうなっちゃうんだろ?
そして今節目玉の上位対決、メンヒェングラートバッハ対バイエルンの結果は・・・




2012年に渡独、ニュルンベルクで活躍して今季からハノーファに移籍した清武選手。
ここまで酒井宏樹選手とともにチームを支えるも結果がなかなか・・・
今節は香川選手と丸岡選手のドルトムントが相手。
ロイス選手とギュンドアン選手が復帰し、チャンピオンズリーグでは無傷の3連勝を飾るも、その反動からかブンデスリーガでは既に5敗と最悪のドルトムント。
ともに現在3連敗中と勝利を摸索する両チームの対決は、控えではあるがドルトムントのヴァイデンフェラー選手とハノーファのツィーラー選手というドイツ代表ゴールキーパー対決でもある。
前半はドルトムントの怒濤の攻めをツィーラー選手が守りきり無得点で後半へ。
これまで耐えてきたハノーファは攻めに転じ、ドルトムントはベンダー選手、フメルス選手が立て続けに接触プレーのファールを犯しジワジワとハノーファの攻め上がりを許してしまう。そして直後に自陣ゴール前でギュンドアン選手が痛恨のイエロカード。ハノーファにフリーキックを与えてしまう。
蹴るのは清武選手。
後半60分、清武選手の放った芸術的なループシュートは、ヴァイデンフェラー選手が追い付けニャい程の弧を描きゴール左隅へ吸い込まれる♪
待望の清武選手移籍後初ゴールは試合の均衡を破る決勝ゴールとなり、ハノーファは敵地で貴重な勝ち点3をゲットしたニャ=^_^=

何とかチャンピオンズリーグの勢いを持ってホームで復活の糸口を見つけたかったドルトムントはこれで最悪の4連敗。
出口が見つからニャい・・・

宏樹選手は左太もも筋肉負傷で欠場。
香川選手は後半から途中出場。
丸岡選手は欠場。

清武選手①




20141027_ブンデスリーガ2014-15順位表第9節

長澤選手と大迫選手のケルンは敵地に乗りこんでここまで未勝利のブレーメンと対戦。
試合はケルンが1対0で2連勝。
またしても今季初勝利を逃し最下位のブレーメンはドゥット監督の解任を決定。

長澤選手は出番無し。
大迫選手はベンチ外。




細貝選手と原口選手のヘルタはホームでハンブルクと対戦。
試合はヘルタがベルリン出身でチュニジア代表のベン=ハティラ選手の2ゴールなどで3対0の圧勝。

細貝選手は先発フル出場。
原口選手は出番無し。




長谷部選手と乾選手のフランクフルトは酒井高徳選手のシュトゥットガルトをホームに迎えての一戦。
試合はまるでノーガードの打ち合いの様な得点経過。
前半フランクフルトがベテランのマドルンク選手のゴールで先制すると(1−0)、シュトゥットガルトはすぐにオーストリア代表のハルニック選手の2ゴールで逆転(1−2)。
後半に入り、シュトゥットガルトはゲントナー選手のゴールで突き放すも(1−3)、フランクフルトはマイアー選手とアイグナー選手のゴールで同点に追い付き(3−3)、マドルンク選手のこの試合2点目のゴールのゴールで勝ち越し(4−3)。
しかし粘るシュトゥットガルトは後半81分に、将来を嘱望される若干18歳のヴェルナー選手がブンデスリーガ初得点となるゴールを決め同点に(4−4)。
そしてゲントナー選手がこの試合2点目となる決勝ゴールを決めてシュトゥットガルトが逆転勝利(4−5)。

長谷部選手は先発フル出場。
乾選手は先発して前半のみ出場。
高徳選手は同点に追い付かれた後半61分に、今年A代表デビューを果たしたリューディガー選手と交代。




チャンピオンズリーグで戦う両チーム。
内田選手のシャルケは敵地でレバークーゼンと対戦。
試合はレバークーゼンが1対0で勝利。

内田選手は先発フル出場。




岡崎選手のマインツはヨーロッパリーグを戦うヴォルフスブルクと対戦。
第6節をケガで欠場してから2試合ゴールが無い岡崎選手。
そろそろゴールが出るんじゃニャいかと期待したけど、先発フル出場したこの試合もノーゴール。
試合はヴォルフスブルクが3対0とマインツに完封勝ち。
マインツは今季初黒星。




首位独走のバイエルンは敵地でメンヒェングラートバッハと対戦。
ともにチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグと過密スケジュールをこなす中、ここまでバイエルンの失点「2」に次ぐ失点「4」と好調のメンヒェングラートバッハ。
この試合も両者堅い守りで譲らず0対0の引き分け。

この試合バイエルンは2部チームのゴールキーパーのツィンゲルレ(Leopold Zingerle)選手が控えとして初ベンチ入り。
1994年生まれ、20歳の若き新星がいつの日かノイアー選手という巨星を越える輝きを放つ時が来るんだろ〜ニャ〜=^_^=




20141027_Freistoss

ⒸGerman Embassy Tokyo



今日の「ネコのドイツ語・サッカー編」は「Freistoß(フライシュトース)」。

これは「Frei=フリー」、「Stoß=突き、(stoßen=蹴飛ばす)」で「フリーキック」のこと。
最後の「ß」はエスツェットと呼ばれるドイツ語特有の文字で、キーボードにこの文字が無い時は「ss」で代用されるんだ。

この前紹介した「Elfmeter」はこの「Freistoß」の一種。
今節、清武選手の芸術的なフリーキックが鮮やかに決まったけど、これは直接フリーキック(Direkter Freistoß)。
間接フリーキックのことは「Indirekter Freistoß(インディレクター・フライシュトース)」って言うんだ。

キーパーと1対1の「Elfmeter」と違うのは、キーパーの前に「壁」があること。
ボールを蹴りだす位置から9.15メートル離れなければならず、審判がその位置を示すW杯で活躍した「消える泡」のスプレーのことは、「Freistoßspray(フライシュトーススプレー)」と呼ばれているんだ♪




情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com

ブンデスリーガ チームと都市(2014-15シーズン)

ⒸGerman Embassy Tokyo

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(27. Oktober 2014)






2010年5月にはじめたこのブログ。2014年6月に新しいシステムに移行するまでの1247の記事は「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」でどうぞ♪=^_^=
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