大物移籍
ブンデスリーガは移籍期限が迫る中、次々と大物の移籍情報が!
3連覇を狙うバイエルンは、ドイツ・スーパーカップで守備的MFのマルティネス選手が十字じん帯断裂の大ケガで長期戦線離脱決定の大ピンチ。MFのティアゴ選手も復帰に時間がかかるということで、モロッコ代表キャプテンでDFのメディ・ベナティア選手、そしてスペイン黄金期を演出した世界的プレーヤー、守備的MFのシャビ・アロンソ選手を続けて獲得。
マルティネス選手がリーガ・エスパニョーラのビルバオに在籍中、プレミアリーグのリバプールがアロンソ選手の代役でマルティネス選手の獲得を狙ったという噂もあり、今回マルティネス選手のケガでアロンソ選手がバイエルンにやってくることになったことは、何か不思議な縁を感じる・・・
若手を育てチームを活性化させる上で、この世界的スーパースターの入団はバイエルンにとって戦力以上に効果的な補強となるだろう!
その移籍したばかりのアロンソ選手が先発出場したアウェーでのシャルケ戦。
バイエルンは前半、こちらもフランクフルトから今シーズン移籍してきたローデ選手がゴール前で粘り、出てくるキーパーを引きつけ体制を崩しながらインサイドで押し出した絶妙なパスをレヴァンドフスキ選手が難なく決めて先制。レヴァちゃん、バイエルンでのブンデスリーガ初ゴール!
前半は攻め続けたバイエルンがシャルケを圧倒。途中DFが頭を越されたボールにノイアー選手が中盤まで出て対応した姿はW杯の活躍を彷彿させる♪(その後ちょっと危なかったけど・・・=^_^;=)
後半にシャルケがセットプレーからW杯で大活躍のヘーヴェデス選手が押し込み同点。試合はそのまま引き分け。
シャルケの内田選手はケガでこの試合も欠場。
移籍と言えば日本人選手も♪
1860ミュンヘンからケルンに移籍した大迫選手は敵地に乗り込み酒井高徳選手のシュトゥットガルトと対戦。
前半22分、大迫選手はブンデスリーガ初ゴールとなる先制ゴール!
試合はその後追加点をあげたケルンが1部昇格後初勝利。
大迫選手は後半85分に交代。
同僚の長澤選手はケガのため欠場。
高徳選手は先発して後半77分に交代。
大迫選手①
浦和からヘルタに移籍した原口選手、先日の開幕戦で負傷して残念ながら欠場。
同僚の細貝選手は好調レバークーゼン戦に先発、後半76分に交代。
試合は4対2でレバークーゼンが開幕2連勝。
2部に降格したニュルンベルクから乾選手のフランクフルトに移籍した長谷部選手は、渡独して最初に在籍したヴォルフスブルクと対戦。
長谷部選手は先発して後半84分に交代。
乾選手は先発フル出場。フリーキックで一旦同点に追い付くオウンゴールを演出。
試合は2対2の引き分け。
長谷部選手同様ニュルンベルクから酒井宏樹選手のハノーファに移籍した清武選手は、2年連続開幕戦ゴールを決めた岡崎選手のマインツと対戦。
宏樹選手は先発フル出場。
清武選手は先発して後半73分に交代。
岡崎選手は先発フル出場。
試合はスコアレスドロー。
そしてこのところ話題の中心になっていたマンチェスター・ユナイテッドの香川選手の動向。
遂に古巣ドルトムントへの復帰が決定!
今節、エースのロイス選手の活躍で今シーズン初勝利をあげたドルトムントにはこの上ない吉報。(ドルトムントHP ⇒ http://www.bvb.jp/news/香川がbvbに復帰/)
ドルトムントには2010年から2シーズン在籍、その間ドルトムントを2年連続優勝させるなど大活躍でドルトムントを去る時のサポーターが残念がる姿がとても印象的だった。
(写真は2011年2月に日本人選手の活躍を紹介したFrankfurter Allgemeine Sonntagszeitung(フランクフルター・アルゲマイネ日曜新聞)に掲載された香川選手。ブログはこちら ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp/2011/02/blog-post_19.html)
ドルトムントに愛された香川選手のWikipediaの写真は、英語版は在籍したマンチェスター・ユナイテッドのものだったけど、日本語版とドイツ語版はドルトムントを離れた後もドルトムント時代のもの。
クラブもサポーターもみんなが香川選手の復帰を歓迎。
ブンデスリーガで香川選手の勇姿がまた見られてうれし〜♪ニャ=^_^=
さて、先週から始まった「ネコのドイツ語 サッカー編」。
2回目は「Elfmeter」。発音は「エルフメーター」。
「Elf」は「11」で「Meter」は長さを表す単位の「メートル(m)」。
サッカーで11m?
そう、これはペナルティマークからゴールまでの距離(本来は12ヤードで10.97メートル)で、そこから転じて「ペナルティキック」の意味。他にも「Strafstoß(シュトラーフシュトス)」や「Elfer(エルファー)」とも言うんだ。
ペナルティキックを蹴る場所は、ペナルティエリア内にある白い点「ペナルティマーク」からだけど、昔はゴールラインから12ヤード離れていればどこからでも蹴ることができる、所謂点ではなく線だったんだって。その線のことを「Sühnelinie(ズーネリニエ、懺悔の線)」と呼んでたみたい。
試合結果で「i.E.」と書いてあれば、それはペナルティキック戦で勝負が決まった意味「im Elfmeterschießen(イム・エルフメーターシーセン)」ニャんだ♪=^_^=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
ブンデスリーガ チームと都市(2014-15シーズン)
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(01. September 2014)