読暑の夏
残暑お見舞い申し上げます
今夏前半の酷暑からはだいぶ凌ぎやすく感じられるこの頃、夜になり耳を澄ませると、もう秋の虫がリハーサルを始めています・・・
でもやっぱり日中は暑い=^_^;=
猛暑を嘆いたところでモ〜ショ〜がない?!
(少しは涼しくなりました?)
熱中症情報や突然の豪雨で外出もままならないこの夏、ボクがはまっているのが読書♪
もともとそんなに本を読まないし遅読ニャんだけど、今は次から次へと読みたい本が出てきて困っちゃうの・・・=^_^;=
先日は池井戸潤さんの『銀翼のイカロス』を一気読み。人気の半沢直樹シリーズはボクのお気に入りニャんだ♪(次はテレビで見ちゃったけど『ルーズヴェルト・ゲーム』だニャ=^_^=)
そしてフォロワーのはぴまきMakkyさんからこんな情報が・・・
「ねこさん、ぐーてんもるげん! 先月末に発売された内田康夫著「浅見光彦」シリーズの最新刊に、ドイツも出てくるんですよー。良かったら気に留めておいてくださいね。」
そんなこと教えてもらっちゃったらもう、気になって仕方ない・・・!
本屋さんで探してみるとズッシリ分厚い上・下巻。
「う〜ん、持ち帰るには重そうだし、ページも多い・・・暑いし厚いし・・・」などと迷ったけどやっぱり購入。
『遺譜 浅見光彦最後の事件』(角川書店)。
浅見光彦シリーズはテレビで何度か観たことがあるだけで、本を読むのは初めて。
テレビはご存知の通り多くのイケメン俳優さんが主役の「浅見光彦」を演じる人気シリーズで、ボクは榎木孝明さんの浅見光彦が印象に残っているニャ〜♪=^_^=
一体どういう風に「ドイツ」が出てくるんだろう?と興味を持ってページを開くと・・・
人気作家の内田康夫さんの文章とその構成にグイグイ引き寄せられるし、話のテンポ、そして浅見光彦や登場人物の持つキャラクター作り、そしてその人間関係に飽きるはずが無く、そして話の底流ある「ドイツ」に注視しているうちに、あっという間に上・下巻読破。
「ドイツ」だけでなく「ドイツ大使館」の文字も出てくる・・・
いや、実に面白い。
よくできている。
どこからどこまでホントのことか、確かめにいきたい気分!
えっ、どうして今日のブログの写真が小田急線の登戸駅かって?
それはぜひ、本書を読んでみて♪(わざわざ写真を撮りに行っちゃいました=^_^;=)
そして次に控えしは、こちらも人気シリーズのドイツミステリ、フォルカー・クッチャーさん作、酒寄進一さん訳の『ゴールドスティン』(東京創元社)。
ベルリン警視庁殺人課のラート警部が活躍する人気シリーズで、こちらも上・下巻。
フォルカー・クッチャーさんの作品はこれまで『濡れた魚』、『死者の声なき声』を読んだけど、「ベルリン・ミステリ賞」を受賞したこの作品がどんな「仕掛け」なっているのか今から楽しみ♪
そして、「日独ハーフの視点」でおなじみのサンドラ・ヘフェリンさん原作のコミックエッセイ『満員電車は観光地!?〜世界が驚く日本の「日常」〜』(漫画:流水りんこさん)がKKベストセラーズから出版。
ハーフのヘフェリンさん独特の視点からの描写に興味津々。
タイトルの『満員電車は観光地!?』からして、もう既に日本のギュウギュウ詰めの通勤電車に乗り合わせた外国人の「悲喜劇」が伝わってくる?!
ん〜、気になるぅ〜!
流水さんの漫画とピッタリ息が合ってとっても読みやすそう。
そして日本と比較したドイツの情報も!
早く読まなきゃ♪
クーラーの効いた部屋で読むも良し、
木蔭で風に当たりながら読むも良し、
ぬるめのお風呂に浸かりながらもい〜かも♪
それとも、
部屋の空調を止めて暑さと戦いながら・・・
読暑=^_^;=
(18. August 2014)