ハンブルク青少年消防団
ドイツ総領事館に居候している「リョウちゃん」からメールが届いたよ!
ドイツ大使館の支店ともいうべきドイツ総領事館は、昔は神戸にあったんだけど今は大阪にあるんだ。
今日は総領事館に、なんだか変わった制服を着てるドイツ人のグループがやってきたみたい・・・=^_^=
この人たちは、ハンブルクの青少年消防団(Hamburger Jugendfeuerwehr)のメンバー。ハンブルクと大阪が姉妹都市関係なので、2年に1回、青少年交流で訪問するんだって。
パイロットみたいな制服を着ている人たちは消防団を引率する人で、ボランティアの消防団の人たち。そしてブルーにオレンジの制服を着てるのが青少年消防団のメンバー。
「この暑い暑い大阪でこんなに分厚いジャケットで暑くないですか?」
って聞いたら、
「これは夏用のジャケットで、冬用はもっと分厚いよ」
ですって!
青少年消防団だけあって、その滞在プログラムはちょっと特殊。
ユース防災カンファレンスに出席して、大阪市の消防局指令センターを訪問したり、消防署では消防車を見て、訓練にも参加。
防災センターでは地震のシュミレーションも体験するんだって。
普段、交流のために来日する他のグループが行かない場所、一緒に行ってみたかったニャン。
カールステン総領事が、
「皆さん、私の話す言葉を聞いてすでにお気づきかもしれませんが、私もハンブルク出身です!」
と挨拶すると、一気に場はうちとけた雰囲気に。
その後、総領事館の歴史や役割についてイェーガーさんが説明すると、
「外務省の採用方法は?」
「どのような勤務形態ですか?」
「日本語が話せたら、すぐに日本に配属されますか?」
と、熱心な質問が飛び出してびっくり。
数年後にこの中の誰かが、日本に来るかもしれないニャン。
「日本の消防署を訪問して気づいたことはありますか?」って聞くと、「待機中の消防士さんたちは、いつも消防車を磨いてて消防車がピッカピカ!」だって。ドイツの消防車は違うのかなぁ・・・
総領事館は梅田スカイビルっていう高層ビルにあって、このビルは2008年にイギリスの新聞『タイムズ』で『世界を代表するトップ20の建物』としてギリシャのパルテノン神殿、インドのタージ・マハルなどと並んで、日本から唯一選ばれたビルなんだ。
総領事館を訪問した後はスカイビルの屋上にある空中庭園に行ったけど、その見晴らしのよさにみんな「Geil!(すごい!)」を連発。
とっても楽しんでたニャン。
(12. August 2014)