監督対決
ワールドカップブラジル大会は各グループで決勝トーナメント進出が決まる中、ドイツ代表のいるG組はどのチームにも決勝トーナメント進出の可能性を残したまま3戦目を迎える。
ポルトガル対ガーナ、アメリカ対ドイツが同時キックオフ。
ポルトガルとガーナが引き分けだとアメリカとドイツが決勝トーナメント進出。
アメリカとドイツが引き分けでもアメリカとドイツが決勝トーナメント進出。
ドイツが勝てばモチロン、ドイツが決勝トーナメント進出。
も〜し、ドイツが負けてもガーナかポルトガルの得失点差がドイツを上回らなければドイツが決勝トーナメント進出。
2戦目を終えてドイツの得失点差は「4」。ガーナは「−1」でポルトガルは「−4」。ここに来て初戦ポルトガルに4対0で圧勝したのが効いてくる。
この試合の注目は何と言っても両チームのドイツ人監督対決。
アメリカ代表のクリンスマン監督はワールドカップドイツ大会のドイツ代表監督で、現ドイツ代表のレーヴ監督はその時のヘッドコーチ。クリンスマン監督の後を受けてドイツ代表監督に就任したんだ。
いわばお互いに知り尽くした者同士。
サッカーがあまり根付いていないアメリカをここまで押し上げてきたクリンスマン監督の手腕は非常に高い。
ハゲしい雨の中でのキックオフ。
ガーナ戦で試合終了間際に流血して心配されたミュラー選手も傷口にテープを貼って出場。ただ、これまで守備と攻撃に献身的に尽くしてきたケディラ選手の名前がなくちょっと心配・・・
代わりに先発起用されたのがシュヴァイニーことシュヴァインシュタイガー選手。
そしてゲッツェ選手に代わって先発したのがポドルスキ選手。
とにかく見てて申し訳のないくらいのひどい雨の中の試合。選手のケガを恐れない全力プレーに感動しながら前半終了。
0対0で折り返した後半、ドイツはポドルスキ選手に代わってクローゼ選手を投入。俄然新記録への期待が高まります♪
そして試合が遂に動く。
後半10分、エジル選手のセンタリングを長身メルテザッカー選手が鋭いヘディングシュートを放つも相手キーパー、ハワード選手が身を挺しての好セーブ。しかしその弾き飛ばされたボールを好調ミュラー選手の右足が振り抜くと、ボールはゴール右下隅へ吸い込まれドイツが待望の先制点!
その後ドイツはシュヴァインシュタイガー選手に代わってゲッツェ選手、エジル選手に代わってシュールレ選手を投入。
両チームとも攻めるも得点入らずドイツが1対0でアメリカに勝利して決勝トーナメント進出決定!
ポルトガルとガーナの試合はポルトガルが2対1で勝利して勝ち点でアメリカと並ぶも、得失点差で惜しくも決勝トーナメント進出を逃す。
最後のH組も試合があり、ベルギーとアルジェリアが決勝トーナメント進出。
これで決勝トーナメント進出16カ国が決定。
ヨーロッパからはオランダ、ギリシャ、フランス、スイス、ドイツ、ベルギーの6カ国。
北米、南米からはブラジル、メキシコ、チリ、コロンビア、コスタリカ、ウルグアイ、アルゼンチン、アメリカの8カ国。
アフリカ勢はナイジェリアとアルジェリア。
残念ながらアジアからの進出は無し・・・
さぁ、ドイツの次の試合は日本時間7月1日午前5時からアルジェリア戦。
次も熱烈な応援よろしくニャ=^_^=
(27. Juni 2014)