ミュラー選手、ハットトリック!
FIFAワールドカップは今大会で20回目。
1930年のウルグアイ大会で移動が船で長時間かかるためヨーロッパのチームはほとんど出場を辞退。当時のFIFAの会長の働きかけでベルギー、フランス、ルーマニア、ユーゴスラビアのフランスの同盟国4カ国が参加したんだ。だからドイツは第1回大会には出場していないんだ。
ドイツが出場したのは第2回のイタリア大会から。そしていきなり第3位に。
第3回フランス大会では出場したものの成績は芳しくなかったんだ。
その後、第2次世界大会のために大会は中断。
1950年に再開された第4回ブラジル大会では、占領下のドイツと日本は参加を拒否されたんだ。だからドイツにとっても日本にとっても「ブラジル大会」は今回初出場。
第5回スイス大会では西ドイツとして出場。見事優勝を果たしたんだ。
それから今大会まで連続16回、通算18回の出場で優勝3回。
前回の南アフリカ大会まで、西ドイツとして62試合、ドイツとして37試合で通算99試合戦ってきたんだ。これは第1回から連続して出場し続けているブラジルよりも多いんだ。
そして迎えた日本時間6月17日午前1時からのポルトガル戦は通算100試合目。
この節目の試合でミュラー選手がやってくれました!
前半12分、ペナルティエリアでゲッツェ選手が倒され、もらったPKをミュラー選手がゴール左に鋭く蹴り込み先制。
前半32分にはクロース選手のコーナーキックに長身のフンメルス選手が頭で合わせて2点目。
その後、ポルトガルのペペ選手がミュラー選手を「ヘディング」してしまい退場。
それまでリードを許しながらもドイツに圧力をかけていたポルトガルの雰囲気が目に見えて劣勢に。
すると前半終了間際のアディショナルタイムにミュラー選手がこの試合2点目のゴールでドイツが3対0で前半終了。
後半、クローゼ選手の出場を期待するツイートが集まる中、最初の交代はエジル選手。
代わって入ったシュールレ選手はそのスピードに物を言わせて敵陣に切り込む。
そして2人目の交代はフンメルス選手。後半28分に右太ももを負傷して交代。ケガの程度はわからないけど、次のガーナ戦出場に意欲を見せてるみたい。
フンメルス選手に代わって入ったのはロイス選手の代わりに選出されたムスタフィ選手。
かなりピッチが暑いようで、選手の筋肉にジワジワと疲労が溜まり過酷な試合。
後半33分にはシュールレ選手のゴール前への低いクロスを相手キーパーがはじき、それを逃さずミュラー選手が3度目のゴールネットを揺らしポルトガルにトドメを刺す。
ミュラー選手はこれでお役御免となりポドルスキ選手と交代。
クリスティアーノ・ロナウド選手の存在感に怯え、強敵ポルトガルにこんな大差がつくとは予想してニャかった・・・
この試合に向けて大阪のドイツ総領事館では応援団を結成!
そして深夜1時からの試合にもかかわらず多くのフォロワーさんがドイツを応援。とっても心強かった♪
サッカーは何が起こるかわからない。
次は日本時間6月22日(日)午前4時から、アメリカにまさかの黒星を喫したガーナとの戦い。
混戦必死。
またまた応援よろしく♪ニャ=^_^=
(17. Juni 2014)