宮城県は白石市立南中学校のみなさんが来館。ナディーンさんとマナさんがみなさんの質問に答えたニャ=^_^=

「ドイツにはお城がたくさんあるのですが、それらはどうやって維持されているのですか？」

今までいろんな質問に答えてきたけど、初めての質問♪

シンデレラ城のモデルになったとされるノイシュヴァンシュタイン城や、世界遺産でマルティン・ルターが聖書をドイツ語に翻訳したヴァルトブルク城などドイツにはたくさんのお城がありますニャ=^_^=

古いお城でも人が住んでいるケースもあって、その場合は住んでいる人がお城を維持しているんだ。
またそのお城のある町や州がお城を管理したり、そのお城のための管理組合（Schlösserverwaltung）が維持管理することもあるんだ。

今は無くなってしまっても、昔そこにお城があったことがその地名に残っているケースがたくさん。

最後に「ブルク（-burg）」が付いている地名がそれ。ブルク（Burg）は「お城」とか「城塞」を意味するドイツ語なんだ。



例えばレーゲンスブルク（Regensburg）はレーゲンス川のお城、ハンブルクは古いドイツの言葉の「ハンマブルク（Hammaburg）」から来ていて意味は「小高い森の城」なんだって。（在ハンブルク出張駐在官事務所 ⇒ http://www.hamburg.emb-japan.go.jp/jp/deutschland_info/hamburg_historie.html）





ブンデスリーガのチーム名にも「ブルク」がいっぱい。
・ヴォルフスブルク
・フライブルク
・アウグスブルク

ドイツには地震がほとんど無いので地震によるダメージは少ないけど、古いお城を維持するのは大変だろうニャ～=^_^=

(26. Juni 2014)