ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

#Author : マライ・メントライン

マライ・メントライン

翻訳(日→独、独→日)・通訳・よろず物書き業 ドイツ最北部、Uボート基地の町キール出身。実家から半日で北欧ミステリの傑作『ヴァランダー警部』シリーズの舞台、イースタに行けるのに気づいたことをきっかけにミステリ業界に入る。ドイツミステリ案内人として紹介される場合が多いが、自国の身贔屓はしない主義。好きなもの:猫&犬。コーヒー。カメラ。昭和のあれこれ。牛。

Twitter : https://twitter.com/marei_de_pon

マライ・メントライン

©Tom Hillenbrand

2016.03.09「新しき」を温ねて「古き」を知る…未来警察サスペンス『ドローンランド』

ブラジルが世界最強国として君臨する21世紀半ば、静かに凋落した欧州を舞台に展開するドイツの警察サスペンス小説『ドローンランド』。その最大の特色は、ミステリ賞であるフリードリヒ・グラウザー賞とSF賞であ…

© マライ・メントライン

2016.01.30誤用戦士ガンダム・荒野を走るニセドイツの列!

「シャア! 謀ったな、シャアっ!」 「君はよい友人であったが、君のドイツ語がいけないのだよ」 …皆様いかがお過ごしでしょうか? ドイツ的職場と日本的住居の間を毎日高速移動する機動戦士マライです。 ガン…

フォン・シーラッハ『カールの降誕祭』 Ⓒ東京創元社

2015.12.13「ドイツでは、クリスマスに最も殺人が多い」 天才シーラッハからのブラックな贈り物!

異色な作家シーラッハの異色な短篇集『カールの降誕祭』。 本作は、あのハードカバー版『犯罪』、『罪悪』の表紙を彩ったタダジュンさんの絵を満載したアート書籍でもあります。オビには「ふたりの天才が贈るブラッ…

ⒸMarei Mentlein  猫なんです。

2015.11.29入口では警察サスペンスだったが、出口ではボーイズラブになっていた。何故だ!

戦時下ベルリンを舞台に、親衛隊将校とユダヤ人元敏腕刑事のコンビが猟奇殺人犯を追う異色のサスペンス小説『ゲルマニア』は、2015年夏、翻訳ミステリ注目の一冊となりました。 そして秋、ミステリ業界は大ベス…

Ⓒ Bernd Schuller

2015.10.07映画『ヒトラー暗殺、13分の誤算』:神の見えざる手に我々は何を見るべきか!

1939年11月8日、対ポーランド戦の圧勝に意気あがるナチスドイツ、ミュンヘン。ひとりの家具職人が製作した精巧で強力な時限爆弾が、演説会場のアドルフ・ヒトラーを狙っていた。事前に周到に調査したヒトラー…

Fredun Kianpour: Nachleben Ⓒ Ruge-Verlag

2015.09.16これは「音楽」ミステリか? いや立派な「本質提起」ミステリだ!

あまり表立って定義されることはないけれど、ドイツには「道徳ミステリ」または「倫理ミステリ」と呼べそうな文芸の一ジャンルが存在します。謎解きを進めていくと、犯人の犯行動機=「社会に対する過激で本質的な問…

sandmann00

2015.08.30過去から来た内的未来…E・T・A・ホフマンを識る!

エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンといえば、ロマン派ドイツ幻想文学の巨匠。いわゆる「岩波文庫系」の歴史的大作家です。 つまり要するに、エンタメ好きな方の場合、食わず嫌い的にまったくノーマーク…

germania02

2015.07.19『ゲルマニア』それは出口の無い迷宮の中での捜査!

戦時下を舞台にした「第三帝国もの」本格サスペンス… といえば英米作家的にはひとつのドル箱ですが、ドイツ人エンタメ作家にとってなかなか踏み込みにくい分野でした。目に見えない自戒の壁があった感じです。ドイ…

やっぱりオーラがあるんですよ。 ⒸMarei Mentlein

2015.06.29【まさかの来日】 天才作家シーラッハ、やはり尋常じゃなかった!

フェルディナント・フォン・シーラッハといえば、デビュー作『犯罪』で文芸界を驚嘆させてからドイツで、否、世界でもっとも要注目の作家として活動を続けている人物です。 彼はもともと日本に興味を持っていました…

Harald Gilbers:Germania Ⓒ Knaur TB

2015.05.06翻訳ミステリ最新動向!~第6回翻訳ミステリー大賞コンベンション参戦記~

翻訳ミステリー大賞は、前々年11/1から前年10/31までに刊行された海外ミステリの中から、2回の投票を経て決定される非常にコアなベストオブベスト賞です。そもそも投票資格が「フィクションの訳書がすでに…

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