YOUNG GERMANY ドイツ発 ライフスタイル・ガイド

#Author : マライ・メントライン

マライ・メントライン

翻訳(日→独、独→日)・通訳・よろず物書き業 ドイツ最北部、Uボート基地の町キール出身。実家から半日で北欧ミステリの傑作『ヴァランダー警部』シリーズの舞台、イースタに行けるのに気づいたことをきっかけにミステリ業界に入る。ドイツミステリ案内人として紹介される場合が多いが、自国の身贔屓はしない主義。好きなもの:猫&犬。コーヒー。カメラ。昭和のあれこれ。牛。

Twitter : https://twitter.com/marei_de_pon

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Ⓒ マライ・メントライン

2016.12.24今年はアイヒマン豊作の年でもあったのだ…『アイヒマンを追え!』

2016年に日本で公開され、話題を呼んだ通好み系映画のひとつに『アイヒマン・ショー』があります。TV公開で全世界を驚かせたいわゆるアイヒマン裁判。そのTVカメラを駆使しながらアドルフ・アイヒマンの精神…

事件現場となったグルーバー家の家屋 Ⓒ Andreas Biegleder

2016.11.22事実は小説よりドイツなり…君はヒンターカイフェック事件を知っているか?

ドイツ犯罪史上に残る超謎な未解決事件に、「ヒンターカイフェック事件」があります。 それは1922年3月、第一次世界大戦の終結からまだ日も浅く、ドイツ帝国時代の空気が色濃く残るバイエルン州、ミュンヘン北…

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2016.10.17戦時下カルト宗教暗躍の脅威『オーディンの末裔』

日本では腐女子の皆様にも大好評だったベルリン戦時下サスペンス『ゲルマニア』、その続編たる『オーディンの末裔』が訳出されました! …で。 巻末解説は冒険小説伝道王の北上次郎先生なのですが、いきなり「正直…

©Düsseldorfer Schauspielhaus – Foto: Sebastian Hoppe ©Gustav Kiepenheuer Bühnenvertriebs-GmbH

2016.09.02時代を撃つ鬼才シーラッハの知的挑戦、その名は『テロ』!

“しかし皆さん、本質的なことはすこし別なところにあります。近代国家は、人間が私的制裁を放棄したから成立したのです。” 世界的に議論と賞賛を呼んだ傑作短篇集『犯罪』を皮切りに、フェルディナント・フォン・…

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2016.07.25帰ってきたヒトラー:広報活動を通じて「視えた」ものとは!

『帰ってきたヒトラー』、おかげさまで小説も映画も予想をはるかに超えるヒット作となりました。この展開には原作出版の河出書房新社さんも映画配給のギャガさんも心底驚いた、というのが正直なところです。それだけ…

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2016.06.09和製ホラーは絶滅収容所の夢を見るか?…その名は『屍鬼』

「貞子vs伽椰子 恐怖の始球式!」など昨今はネタとしての展開が目立つものの、和製ホラー(Jホラー)作品は、日本独特のじっとりとした恐怖マインドを昇華させた文化媒体として世界的人気を誇っています。 一見…

©2015 Mythos Film Produktions GmbH & Co.

2016.05.27映画『帰ってきたヒトラー』:気になったらマスト観るべし!

前回記事で少しご紹介した、映画版『帰ってきたヒトラー』。 観る前に原作小説を読むべきか、観てから読むべきか、あるいは読まなくてもおっけーか? 1945年、死の瞬間にタイムスリップして現代に蘇ったヒトラ…

Ⓒ河出書房新社

2016.04.24『帰ってきたヒトラー』文庫化! そして映画版日本上陸!

ドイツだけでなく日本でも超話題作となった、あの禁断の傑作小説『帰ってきたヒトラー』が2016年4月、文庫化しました。そういえば、このブログでも過去2回取り上げている(1回目und2回目)わけで、縁が深…

ミュンヘン州立裁判所、ここも「会場」になる!

2016.03.15ミュンヘンが「世界ミステリ首都」となる季節!

2016年3月14日、「KRIMIFESTIVAL MÜNCHEN(ミュンヘン・ミステリ祭)」が始まりました! このミステリ・フェスは初回の2003年春以降、毎年次第に拡大し、今では全世界から100人…

©Tom Hillenbrand

2016.03.09「新しき」を温ねて「古き」を知る…未来警察サスペンス『ドローンランド』

ブラジルが世界最強国として君臨する21世紀半ば、静かに凋落した欧州を舞台に展開するドイツの警察サスペンス小説『ドローンランド』。その最大の特色は、ミステリ賞であるフリードリヒ・グラウザー賞とSF賞であ…

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