ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

#Author : サンドラ・ヘフェリン

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン

2015.01.14日本にはないドイツ的な概念“Möchtegern“

先日、「懐かしい」という言葉を日本人は日常生活の中でよく使うけれど(「懐かしい味」、「懐かしい風景」など)、ドイツの場合は「懐かしい」という言葉を日常で使うことはあまりなく、むしろFernweh(旅情…

2014.12.09日本特有の感覚「懐かしい」、そして「愛妻家」

今年もあと少しですね。みなさんにとっては、どんな2014年でしたか。   私はいつにも増して自分の母国である「日本とドイツ」についてグルグルと考える年でした(笑)   2014年の…

2014.11.12ドイツでも通じる冗談、日本でも通じる冗談

日本語とドイツ語の両方ができることの醍醐味はやっぱり、両方の国の冗談がわかること!笑えること。 日本語が母語でないと分からないような冗談、ドイツ語が母語でないと分からないような冗談にクスッと笑える時、…

2014.10.08ドイツ人はspontan?(シュポンターン)

ドイツでは全面的に「良いこと」だとされているけれど、 日本ではあまり良くないとされている(あまり歓迎されていない)性質の一つに „spontan“(シュポンターン。形容詞。和訳: 「(その場の)ノリで…

2014.09.10自分の国は笑ってこそナンボ

最近色んなテレビ局で「日本はこんなにすごい!」という番組が流行ってますね。 私自身、「海外から見た日本」に関する話題はご存知の通り好きなので、 「海外から見た日本」とか「内側ではなく『外』から見た日本…

2014.08.13ミュンヘンは意外と閉鎖的!?

以前、ドイツの「都会」、日本の「都会」というコラムの中で私の故郷のミュンヘンについて書きました。 ミュンヘンは私の育った町、色々な思い出がつまった町です。私にとってミュンヘンとは故郷なので、ミュンヘン…

2014.07.09夏ですね。「日焼け」にまつわる日本とドイツのちがい

日差しの強い季節になってまいりました。

それと同時に日焼けも気になりますね。

日本では夏の日、「日傘」をさす女性を街中でよく見かけます。

2014.06.11これからも…「出羽の守」

海外と日本の両方で生活経験のある日本人やハーフの人達の悩み。はい、それは日本に戻ってきてから「出羽の守」と言われてしまうことなのでした。二つの国や複数の国での生活経験があると、学校のことや社会のこと、色んな慣習など、どうしても「比べたくなってしまう」のですね。

ああ、翻訳はむずかしい「敬愛なる女会長殿」

2014.05.09ああ、翻訳はむずかしい「敬愛なる女会長殿」

通訳や翻訳をしている人ならば誰でも「どこまでを直訳にし、どこからを意訳にしようか」と迷ったことがあると思う。 日本語とドイツ語の翻訳の場合、「ドイツ人が翻訳をしているか」または「日本人が翻訳をしている…

2014.05.09天然ボケがウケる国(日本) VS 天然ボケが通用しない国(ドイツ)

だいぶ前からですが、日本では「天然ボケ」が流行っていますね。 テレビをつければ、「何にも、わかりませーん」のオーラを出している人がトンチンカンな受け答えをしては笑いをとっています。 まあテレビのそれは…