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【今週のドイツ語】die Kartoffeln aus dem Feuer holen

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【今週のドイツ語】die Kartoffeln aus dem Feuer holen

8月31日は野菜の日、ということで野菜を使った表現を紹介します。

ドイツを代表する野菜といえば、じゃがいも。

ちなみにドイツ人は1人当たり約60kgのじゃがいもを1年間で食べるそうで、これは日本人の約3倍なんだとか。

 

(für jemanden) die Kartoffeln aus dem Feuer holen

(フュア イェーマンデン)ディー カルトッフェルン アウス デム フォイアー ホーレン

 

für jemanden で、誰かのために (for somebody)

die Kartoffeln は じゃがいも(複数形)

aus dem Feuer で 火から (from the fire)

holen は 取ってくる

 

という意味で、つまり直訳は(誰かのために)火中のじゃがいもを拾うとなります。

 

火中の何かを拾う…といえば、日本語でも「火中の栗を拾う」を思い出す方も多いかもしれません。

この慣用句の意味は、広辞苑によると

(ラ=フォンテーヌの寓話から)他人の利益のために危険をおかして、ばかなめにあうこと。だそう。

ずる賢い猿にそそのかされた猫が、火の中から栗を取りやけどをしてしまった挙げ句、栗は猿に食べられてしまう、というお話から来ているそうです。

 

実はドイツ語の (für jemanden) die Kartoffeln aus dem Feuer holen も同じラ=フォンテーヌの寓話から来ていて、同様に誰かのために自分の身を危険に晒して困難に挑む、という意味です。

元々はドイツ語も、じゃがいもではなくKastanien=栗でした。そちらのオリジナルの表現がなくなったわけではなく、現在も使われています。

ただ、話し言葉では時とともに栗がじゃがいもに変化したんだそうです。

なぜ?笑

 

いつのまにかじゃがいもになっちゃうあたりがとってもドイツらしいなぁ、と感動すら覚える表現でした。

 

今週のドイツ語

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ドイツ大使館 広報部の職員による投稿です。

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