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【今週のドイツ語】an der Nase herumführen

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【今週のドイツ語】an der Nase herumführen

今日紹介するのは

an der Nase herumführen

アン デア ナーゼ ヘルムフューレン

 

Naseは鼻

herumführen は ぐるっと廻る、案内して回る、巡る

 

an der Nase herumführen で、(利益を得ようと本当は嘘・間違っていることを)真実だと思い込ませる、という意味ですが、日本語の「鼻面を取って引き回す」=自分の思うままに他人を動かす、と似ているかもしれません。

 

例えば、子どもたちが親に対してつく可愛い嘘(言い訳)。

・学校を休みたい一心で風邪を引いたふりをして、体温計をこっそりとお湯の中につけて「ほら!こんなに高いよ!」と言い張ってみたり(うっかり50℃とかになったりして)。

 

・こっそり食べてしまったお菓子のゴミを、ゴミ箱の奥底深くに隠して「食べてないよ〜」と言ったり。

 

・5時までには帰りなさい!と母親と約束して友達と遊びに行ったのに遅く帰ってきて「公園の時計が遅れてたんだよ〜」と言ったり。

 

でもこんな可愛い例えだけではないんです。

・玄関にビジネスマン風の人が来て、この石を身につけるとしぶとい肩こりや腰痛も嘘のように治りますよ!と言われて30万円もする謎の石を買わされてしまった・・・

こんな詐欺のような、嘘の話を信じ込まされてしまった場合にも使える表現です。

 

由来はその昔、サーカスやショーなどの猛獣使いたちにさかのぼります。彼らは中々言うことを聞かない獰猛な動物(主に熊)に対し、鼻輪をつけて鉄の棒やチェーンなどにつないで調教し、言うことを聞かせていました。熊の鼻はとても繊細で敏感で、繋がれたまま暴れたりするととても痛いので、猛獣使いに逆らえません。

こうして本来は獰猛な熊を意のままに操っていたことから生まれた表現だそうです。

 

少し可哀想な由来ですね。

 

今週のドイツ語

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ドイツ大使館 広報部の職員による投稿です。

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