TOKIO 2020記念硬貨
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
大阪にあって東京にはないものって色々あるけど、そのうちの一つが造幣局。
造幣局では日頃使っている硬貨はもちろんのこと、記念硬貨や勲章も製造してるんだニャン。
この日は造幣局でTOKIO 2020記念硬貨の第2次発行分の打初め式が行われるというのでお邪魔しちゃった。
「打ち初式」というのは最初に硬貨を製造する(デザインを刻印する)ためのセレモニーで、今回は陸上競技、バドミントン、野球・ソフトボール、パラリンピック水泳をデザインした1000円硬貨4種と、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、ウェイトリフティング、水泳、ゴールボールをデザインした100円硬貨6種が製造されるんだ。
式典にはデザインに合った競技を代表する、女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん、ソフトボール金メダリスト上野由岐子選手、パラリンピック競泳男子50m自由形S9銅メダリストの山田拓朗選手が来場。
他の来賓の方と一緒にボタンを押すと遠隔操作で工場の機械が作動し無事に製造が始まったニャン。
そして、できたてほやほやの硬貨を来賓の皆さんがチェック・・・
硬貨をじっくり見たけど、裏面はカラーで印刷もされててすごくキレイだったニャン!
ここではオリンピックのメダルも製造されているっていうから、上野選手と山田選手も光り輝く金メダルが取れるといいニャン。(高橋選手も復帰してくれないかなぁ)
式典の後に工場を見学したら、ドイツっぽい単語がかかれたマシーンを発見!
造幣局の人に聞くと、やっぱりドイツの機械で「Schuler」社のもの。
こんなところで、Made in Germanyに会えるなんて・・・
今回案内してくれた造幣局の人は専門家だけあって硬貨についてよくご存知。
ドイツのことも詳しくて、造幣局が5ヶ所(ベルリン、ミュンヘン、シュトゥットガルト、カールスルーエ、ハンブルク)あって、硬貨にはどこの造幣局で製造されたのかわかるようにアルファベットが刻印されてるんだとか!
ドイツのユーロ硬貨の西暦の近くに刻印されていて、「A」はベルリン、「D」はミュンヘン、「F」はシュトットゥガルト、「G」はカールスルーエ、「J」がハンブルクなんだって。
みなさん、ドイツのユーロ硬貨持ってたら確かめてみてニャン♪
(11. Februar 2019)
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