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HYOGOシュトレンフェスト開幕!

©GK Osaka-Kobe

HYOGOシュトレンフェスト開幕!

ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=




ドイツのクリスマスと言えば、色々あるけどその中のひとつにバターたっぷり&ドライフルーツぎっしりのクリスマス菓子「シュトレン」があるんだ。
昨年はドイツ大使館が「#Stollen発音ポリス」でTwitterを賑わしたニャン。

そんなシュトレンも最近では様々なバリエーションが登場。
そんな中で正しいシュトレンを提供しようと、兵庫県内のパン屋さんが「HYOGOシュトレンの会」を結成。
バターやドライフルーツの量など基準を作り、兵庫基準版を販売することになったんだ。
というのも、シュトレンと兵庫県の関係は深くって、その歴史は今から90年ほど前にまで遡る・・・

第1次世界大戦で捕虜になったハインリッヒ・フロインドリーブさんが、敷島製パンの技師長を経て、神戸に「フロインドリーブ」を開店。
創業当時から提供していたのが始まりなんだって。
ハインリッヒ・フロインドリーブさんの子孫である、上原さん(彼の名前もハインリッヒがつく・・・)が会の代表をつとめるのも、歴史を感じるニャン。

「HYOGOシュトレンの会」主催の「HYOGOシュトレンフェスト」では、兵庫県内各地の34店が、会の基準に従いつつもオリジナリティー豊かなシュトレンを販売。
そのオープニングセレモニーが、第1アドベントの12月2日に神戸・異人館「風見鶏の館」で行われたんだニャン。
どうして、「風見鶏の館」で行われたかというと、
フロインドリーブ夫妻の歴史を元にしたNHK朝の連ドラのタイトルが「風見鶏」だったからなのか・・・
この建物がドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の家だったからなのか・・・
建物を設計したのがドイツ人の建築家ゲオルグ・デ・ラランデだったからなのか・・・
と、何はともあれドイツとの縁を感じる場所で行われたんだニャン。
©GK Osaka-Kobe

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セレモニーには神戸市長とケーラー総領事も出席。
総領事は「妻の家では、クワルク(ヨーグルトの一種)が入ったシュトレンを手作りするのが慣わしです」と、エピソードを紹介。
ドイツのパンマイスター松崎さんがシュトレンについて説明した後、テープカットならぬシュトレンカットでお祝いしたニャン!
©GK Osaka-Kobe

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(04. Dezember 2018)



ⒸGerman Embassy Tokyo

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