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【食欲の秋】ドイツ料理を食べる

【食欲の秋】ドイツ料理を食べる

「おいしいドイツ料理はどこ?」と聞かれると、最近いつも「三輪亭」と答えている私です。

 

正確にいうと、豪徳寺にあるこの「三輪亭」は南チロル料理店なのですが、南チロル地方つまりドイツ語でいうSüdtirolは北イタリアに位置していて、言語的にもお食事の面でも「ドイツ的な要素」が非常に強い地域なのですね。そんなわけで、こちら「三輪亭」に関しても、ドイツ料理の要素も強いのです。

 

ランチをいただくことが多いのですが、先日は友達と待ち合わせて、久しぶりにディナーで訪れてみました。

 

前菜は嬉しいSchinkenの盛り合わせ。

 

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ちなみに右下はカレー味のSchinkenでして、昔からあるクラシカルな味ではないのですが、私はハマりつつあります(笑)

 

もちろんパンと一緒にいただきます。

 

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続いて出てきたのは、Knödel(右端)。

 



 

本当に美味しかったです。ただ前菜ですし、「大きさ」に関しては限りなく日本サイズにアレンジされたかわいいKnödelですね。ドイツ現地のKnödelのサイズはもっと迫力あります(笑)こんな感じ。

 

メインはSchnitzelを頼んでいたので、秘かにSchnitzelも「お上品サイズ」だったらどうしよう、、、と心配していたのですが・・・そんな心配は不要でした(笑)

 

じゃーん。

 



現地並みに大きくて感激!もちろん味もバッチリです。

 

それにしても、この完全にお皿を占領しているSchnitzelを眺めていると、ミュンヘンで学生時代に食べた「お皿からはみ出るほど大きかったSchnitzel」を思い出し懐かしいです。やっぱりドイツ料理は「大きくどっかーん」。これに限ります。

 



デザートも美味しくかわいかったのですが、ドイツ料理ということでSchnitzelのインパクトを残しておきたいので、デザートはアップしないでおきます。

 

ここは料理もおいしいですが、お店の中も落ち着いていて、いい感じです。ランチで訪れる時もいつもゆっくりさせていただいていますが、このディナーでも女友達と7時から10時半までゆったりディナーを楽しみました。余談ですが、久しぶりに3時間半ぶっ通しでドイツ語を話しました(笑)

 

【食欲】の秋ですし、皆さんもドイツ料理を楽しんでみてくださいね。

 

サンドラ・ヘフェリン

P.S. 【シャウエッセンと寿司とスキヤキ・ソングのお話】もお楽しみください。「ところ変われば呼び名も変わる」海外でのSUSHIの呼び名とは?

 

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン