ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

ひげブーム

©GK Osaka-Kobe

ひげブーム

ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=




久しぶりにケーラー総領事を見ると、あらあら立派なおひげが!
思わず「ひげが・・・」って言ってしまったら、
「似合いませんか?」だって。
お似合いだけど、いつもの顔と違うのでびっくりしちゃったニャン。
休暇中に何となく伸ばして、そのままなんだそう。

そして、ふと周りを見回すと、総領事がひげを伸ばしたことで、ドイツ人スタッフ全員(もちろん男性だけ)が「ひげ族」だニャン!

総領事のように頬まで髭を生やしているタイプが3人、口の上だけが2人、そして、あごの周りだけが1名・・・

全体的にちょっと伸びたひげのタイプはドイツ語で「3-Tage-Bart」(三日ひげ)って言うんだって!
ぴったりの命名♪

「男性ドイツ人が全員おひげを伸ばしてますね」って総領事に言うと、
「これは『バルトの楽園』ですね!」だって!
(バルトはドイツ語で「ひげ」の意味)

*** *** *** ***

©picture alliance / kpa

©picture alliance / kpa

実は、100年前の6月1日に徳島県・鳴門市にある板東俘虜収容所にいたドイツ兵がアジアで初めてベートーヴェンの「第九」を演奏したんだニャン。
このドイツ兵たちは、第1次世界大戦時に中国の青島(チンタオ)で日本軍の捕虜になった人たちの一部で、この板東俘虜収容所には計1000名のドイツ兵たちがいたんだ。
ここではとても人道的な扱いを受け、ある程度自由が許されていて、自分達でパンを作ったり、オーケストラを作って音楽を演奏したり、また、地域の日本人住民とも交流があって、「ドイツさん」と呼ばれるようになるほど親しかったんだ。
『バルトの楽園』はそのエピソードを映画化したもので、2006年に上映されたんだニャン。
©鳴門市ドイツ館

©鳴門市ドイツ館


「『第九』アジア初演100周年」記念コンサートには、ヴルフ元大統領やドイツ兵の子孫の方たちが来て、総領事ももちろん出席したんだ。
その記憶が新鮮で思わず「バルトの楽園」って言葉が思いついたんだね、きっと。

(08. Juni 2018)



©German Embassy Tokyo

©German Embassy Tokyo


『わたしのドイツ 2018』作品募集中! ⇒ https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2072658
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp

@neko_blog

miau... ボクはドイツ大使館にこっそりと住み着いたネコ。名前はまだニャい・・・大使館では毎日いろいろなことがあるみたい。ボクが見た大使館の様子をこっそり教えてあげるね!=^_^=

Twitter : https://twitter.com/neko_blog

@neko_blog