Kokoroに響くピアノのメロディ
昨夜大使公邸で催されたパネルディスカッション。
ドイツ史上最も暗い記憶、ナチスの犯罪ホロコーストに対して、日本でその知識を次の世代に伝える活動をされている「ホロコースト教育資料センターKokoro」を紹介するもので、日本にあるドイツ企業の方を初め多くの方が招かれたんだ。
「ホロコースト教育資料センターKokoro」は石岡史子さんが1998年に設立したNPO法人で、パネルディスカッションにはその石岡さんと、ハンガリー生まれでホロコーストからの生還者ヤーノシュ・ツェグレディさんが登壇。
フォン・ヴェアテルン大使の挨拶に続き、司会のフォン・リムシャ公使はまずツェグレディさんにゲットーでの話しを伺うと、知識として知っていても実際にホロコーストを体験した人からの話に出席者からは深いため息が漏れる。
パネルディスカッションは英語で行われ、石岡さんも流暢な英語で活動を説明。
参加者からの質疑応答を終えパネルディスカッションが終わると、フォン・ヴェアテルン大使からツェグレディさんについて改めて紹介が。
実はツェグレディさんはピアニスト。
用意されたグランドピアノでユダヤのフォークソングとベートーヴェンのピアノソナタ第12番第1楽章Andante con Variazioniを演奏。
深い音とともにツェグレディさんの思いが心に響いたニャ=^_^=
ホロコースト教育資料センターKokoroのホームページ ⇒ https://www.npokokoro.com/
(11. April 2018)
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