ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

準備した分得られる!

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準備した分得られる!

こんにちは✨
フライブルクに留学中のみおです。

季節は変わりゆくもので、気がつけばもう桜が散り、青々とした葉っぱが青空のもと耀いています。フライブルクはドイツの中で最も日照時間が長くとても温暖な地域であるため、まだ4月であるにも関わらず午後は30℃近くまで上がる日もあります。けれども夜になると一気に冷え込み、朝は肌寒いです。一日の気温変化が激しいですが、しっかり体調管理して元気に過ごしています。健康だからこそ、限られた留学期間にたくさん活動することができるからです。お天気がいい日は公園に走りに行ったりもしています。運動ができるだけでなくフライブルクの豊かな自然も楽しめて、とても充実した時間です。

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よく走っている公園



さて、春学期が始まりいよいよ5月です。そこで今回は私のこれまでの留学生活を振り返ってみたいと思います。

私が特に強く実感したのは「準備した分得られる」ということです。
学校の授業はすべてドイツ語で行われます。時々英語が使われることもありますが、基本はドイツ語です。

ドイツ語は言葉です。人がコミュニケーションをとるための道具の一つであり、本来の機能は日本語と同じです。だから、ある程度ドイツ語が使えるようになると、結局のところ「何を伝えたいのか」「どのように表現したいのか」「自分の意見は何なのか」などといった母語の言語能力が、ドイツ語を伸ばす鍵を握るようになります。
ドイツ社会について学ぶ授業の中で、先生がよくみんなに質問をしました。その質問はテストのように必ずしも答えが一つではありません。私は留学生向けの授業を取っているため、周りにいるのは様々な国からきてそれぞれ違う背景を持つ人たちです。みんな思い思いに自分の考えを一生懸命ドイツ語で表現します。でもこれは母語で質問の答えが用意できてはじめて可能なことです。いくらドイツ語ができても、自分の考えがなければドイツ語にすることはできません。

また、母語で知識があってこそ、ドイツ語でも理解できるようになります。その授業では難民や環境問題などのテーマが取り上げられましたが、そのことについて母語で知らなければ、外国語であるドイツ語だけで理解しなければなりません。これは非常に難しいことです。

私自身、以前から難民問題には関心があり、日本で個人的に色々と調べて学んでいたのでなんとかついていくことができましたが、あまり興味のなかったテーマについては理解が追いつかず置いていかれてしまいました。自分の意見というのも、日頃からよく考えていてこそ出てくるものであって、その場で突然パッと発言ことは簡単ではないと思います。

日本語で様々学んでおけば、ドイツ語でも深く理解でき、よりレベルの高いドイツ語を話すことができるようになります。母語という土台があってはじめて、外国語であるドイツ語を伸ばせることを実感しました。

留学前に日本でやっていたボランティア活動も、機会があって授業でプレゼンテーションをしました。日本での体験があったから、発表する題材として使うことができました。日本でやったこと、学んだこと一つ一つが留学先で思いもよらぬ形で生かされました。
このように、これまでの留学生活を通して「母語である日本語でどれほど自分を磨き準備しておくか次第で、留学で得られるものの大きさが変わる」ということを学びました。学んだり行ったりして準備した分、得られるのです。これから残りの留学生活では日本への帰国準備をしていきたいと思います。ドイツでしか学べないこと、やれないことを積極的に行って、ゼミや卒論に繋げていきたいです。未練も後悔も残らないよう今を大事にして、この貴重な日々を過ごしていきます。

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もう夏ですね

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学2年生(2018年1月現在)。
栗田菜奈 (2017年秋学期から2018年春学期までKöln留学)
藤井里奈(2017年秋学期から2018年秋学期までHeidelberg留学)
吉野匠(2017年秋学期Nürnberg留学。2018年春学期はBerlin留学)
みお(2017年秋学期から2018年春学期までFreiburg留学)

上智大学ドイツ語学科学生チーム