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見納め!?「シーボルトコレクション」

©GK-Osaka

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見納め!?「シーボルトコレクション」

ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
昨年ボクも行ったシーボルト展(→東京駅と2つのシーボルト展)がついに大阪で・・・=^_^=




2016年7月に千葉県・国立歴史民俗博物館で始まった「よみがえれ!シーボルトの博物館」も、東京、長崎、名古屋を巡回し、いよいよ最終会場の大阪・国立民族学博物館へ。
8月10日~10月10日まで開催されるということで、開会式に潜入してきたニャン。

シーボルトは1823年東インド会社の医務官として長崎・出島に滞在し、西洋医学を日本へ伝授する一方、当時の日本の様々なものをコレクションし、ヨーロッパに当時の日本の様子を伝えたことで有名。
1828年最初の帰国時に、幕府禁制の日本地図(ちょうど伊能忠敬の日本地図が完成してた)を持ち出そうとしていたのが見つかって国外追放処分になったけど、日蘭修好通商条約が締結されシーボルトの追放令も解除、1859年シーボルトは念願の再来日を果たしたんだ。
シーボルトというと日本との結びつきが強くて、その分野での功績が脚光を浴びてるけど、民俗学の分野でも大きな功績を残していて、最初の日本滞在時にコレクションしたものをオランダのライデンにて公開、これが世界最初の「民俗学博物館」と言われてるんだ。
そして今回の多くの展示を所蔵するミュンヘン五大陸博物館は現存する最古の民俗学博物館で、これもシーボルトのコレクション展示が原点なんだって。

シーボルトのコレクションの仕方は独特で、完成品だけじゃなくその行程も記録し収集してるんだ。
例えば「瓦」。
瓦自体は収集できるけど、瓦を焼く釜まではコレクションできない。
そういう場合は、その模型を作り、製造行程はお抱えの絵師に記録させるという手法を取ったんだって。
完璧主義だニャン!

今回の展覧会では、ミュンヘン五大陸博物館に収蔵されているシーボルト2度目の日本滞在時のコレクションを、シーボルトの展示構想をもとに配置。
シーボルトの「日本博物館」を復元したんだ!
シーボルトの頭の中を覗いてるみたいで、中々面白い。

展示を見ると、19世紀当時の日本人がどんな生活をしていたのかがわかってとっても勉強になる。
展示内容はおもちゃから、蒔絵細工、江戸時代の大判やアイヌの衣装、仏像などの物品、そして、シーボルトの目録や当時の日本地図をトレースしたもの(コメントつき)まで、実に様々。
歴史民俗博物館の館長さんが挨拶の中で「こんな大規模のシーボルト・コレクションが来日することはないかもしれません」と言ってたので、今回が本当に最後のチャンスかも!
すばらしいコレクションで頭を刺激した後には、併設のレストランのドイツメニューが待ち構えてるので最後まで気が抜けニャい・・・

大阪民俗学博物館は万博記念公園の中にあるから、食後の散策にもぴったりだニャン

(11. August 2017)




©German Embassy Tokyo

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