実用的企画ザールラントに行くまで、その2 〜着いてからが勝負〜 – Young Germany Japan

Blog: Pick Up
実用的企画ザールラントに行くまで、その2 〜着いてからが勝負〜

どうも。半年前に書いてほぼ放置していたこの企画。申し訳ないと思いながら書いていきたいと思うBonn留学中の石川です。

この企画はドイツに交換留学をするときにどういう手続きを踏むのかを私の経験も含め説明していこうとの企画です。

その1はこちら

では切り替えて…12月で説明した大学への書類を提出し、大使館への手続きも終わった状態で進めます。

4:ドイツ渡航

まず航空券はなるべく早めに買った方がいいと思います。ドイツの大学に留学で行く方々はだいたい事前ドイツ語講座を含めても8月、3月に渡航する方が多いとおもいます。旅行シーズンで割と航空券が高くなりがちなこの季節、渡航一ヶ月半ぐらいまでに買うと安心です。

入国審査は正直あまり聞かれることはありません。ビザを持っていないからといってものすごい厳しくなるという印象はないです。私は「どこに行くか」「なんでいるか」「どれくらいいるか」という基本的な質問のみでした。ビザは着いたらちゃんと申請しましょう。

ザールラントに行かれる方は大体「フランクフルト国際空港」で降りられると思います。ヨーロッパ最大の空港(らしい)でご飯はここで買っても問題ない感じです。。

5:ザールブリュッケン到着

ザールブリュッケンに着いたらまずは大学の(Welcome Center)で到着報告をします。そしてその後寮に移動して管理人さんに会って鍵と賃貸契約書をもらいます。ここで若干落ち着けます。 大学への到着日はメールで伝えたり、教えてもらいます。

ザールブリュッケンは電車が一本しかありませんので駅から大学までの移動はバスです。一回2.4ユーロで大学まで行けます。駅から大学まで行く系統は102が毎日、112(平日授業期間のみ)、124(平日のみ)です。(実はこの間まで工事で大学までの道が通行止めになって否応無しに登山させられていたらしい大学の皆さん)

ザールラント大学の留学生が関係する部署は国際課(International Office)、コンシェルジュ的なウェルカムセンター(Welcome Center)、大学生協(Studentenwerk)、一般の学生も使う学生課(Studiensekretariat)、何かあったときに学生からアドバイスがもらえる学生委員会( AStA)が基本です。

6:諸手続き

大体の大学では国際課などで留学生向けのオリエンテーションがあり、そこで一連の手続きなどを聞くことになると思います。

手続きは年によって変わったりするので、その年の説明を聞くのが一番ですが、主に

大学への学費振り込み(Semesterbeitrag)

健康保険加入

銀行口座開設+口座番号を保険会社と生協(Studentenwerk)に報告

学籍登録(Registrierung+Immatrikulation)+学生証受け取り

住民登録(Anmeldung)

ビザ申請

を一月以内にする形です。

「うわ…エグい」と思った方大丈夫です。いろんなところがボロボロになります笑。ただこれでもドイツは留学生に優しい国と評判で実際日本に留学するより簡単なのかなと思います。では説明していきますね…

6.1 学費振り込み

ドイツの大学は多いところで学費は無料ですが、その分Semesterbeitragという手数料的なものを払います。それを払うことで正式な学生になれます。振り込みは銀行で現金でできます。紙の振り込み用紙(Überweisung)に書いて振り込みます。

ザールラント大学キャンパス内には(Bank1Saar)という地方銀行の支店があるのでそこの人に聞いて振り込みの手続きができます。

6.2 健康保険加入

日本で大学が指定する留学保険に入る方もいらっしゃるかと思いますが、ドイツでは大学によってそれが使えないところもあります。ボンとザールラントはダメでした。

ということで健康保険に入ることになります。ザールラント大学はAOKとIKKの支店がこれまたありますので、そこで入ることになります。AOKはあのタトゥーと多穴ピアスのファンキーな保険屋さんがいるので、いたらまた挨拶してきてください笑南西ドイツのクレイジーガイです。

大学の入学許可証(Zulassungsbescheid)を渡すことで加入します。そこで加入証明書をもらえます。そのあと一月で銀行口座と在学証明書(Immatrikulationsbescheinigung)を提出することで正式に加入できます。

6.3 学籍登録

学籍登録はWeb経由で行います。

オリエンテーションで指定された書類をWelcome Centerでスキャンしてもらって終わりです。このために保険の加入証明書と学費を振り込んだ領収書(Quittalung)が要ります。

そのあとしばらくして今度は学生課(Studiensekretariat)で学生証(UdS Card)が入った封筒をもらえます。これを使えばザールラント州内交通使い放題です。

6..4住民登録

これは大体の大学だとオリエンテーションでやります。要は町に「この人がここに引っ越してきました」という証明になります。申し込み書類を書いて、しばらくすると町から住民登録証明書(Anmeldebestätigung)を大学経由でもらえます。

6.5銀行口座開設

銀行口座は銀行に行って事前に予約(Termin)をもらって開設します。大使館の人が言っていた「ドイツはTermin社会」という言葉通り、ドイツはお医者さんも銀行も果ては大学までTermin、Terminといわれる機会が多いです。

口座を開設する際に色々な書類が必要になりますが、基本パスポートや住民登録証明書、あと大学の入学許可証などが要ります。ドイツの銀行は口座維持料というものがかかりますが、学生は無料です。

銀行は人それぞれの好みがあるのでなんとも言えないですが、別地域に引っ越す人は全国に支店があるドイツ銀行(Deutsche Bank)が便利そうでした。私は受付の人がタイプだったのでシュパーカッセ(Sparkasse)にしましたが、引越しは大変でした…ただSparkasseも営業時間が長かったりATMが多いのでメリットはあります。

私、銀行の方々は失礼ながら「ドイツ語を難しく言い換える天才」だと思っていて(例「学生用の口座を開く」→「口座維持料は銀行側が負担する学生用普通口座をWebバンキングサービスを付帯せずに一定期間内で開設する契約を顧客当人との間で結ぶ」)、銀行の手続きだけはバディなどドイツ語と日本語が分かる友達を連れて行ったほうがいいと思います…

口座を開いて口座番号を保険会社と生協に報告すれば、そこから毎月引き落としてくれます。

6.6ビザ申請

長かった戦いもここでおしまいだぜ…

というわけでビザ申請をします。この申請書類もオリエンテーションで書きます。そこから大学経由で外国人局(Ausländerbehörde)に申請してくれます。

それからメールでビザ申請のための面接と必要書類を連絡してくれて、指定された日時に行きます。面接は色々と聞かれますが、きちんと書類を持っていけば取得できると思います。

ビザをゲット出来れば終わりです。ただ面接は結構先延ばしになります。自分でメールしてアポを取るのもありです。

このあと留学を終わるときに色々後始末がありますが、そこまで来たなら全部自分でできそうですね笑。とにかく最初は焦りますが、ドイツは物事がゆっくり進むので落ち着いてケーキでも食べながら取り組んでください。手続きの多さに「日本もEUに加盟すればいいのに」とガチで思った時もありました笑。

大使館の人はドイツは予約社会(Termingesellschaft)と言っていましたが、個人的には日本と同じ紙社会(Papierngesellschaft)でもあるとも思います。とにかくもらう紙の量が多いです。今回の手続きで合計50枚くらいもらいました…ボンでも同じようなことをしたのでさらにどっさり…紙はごっちゃになりやすいからファイルを買って分類すれば、君も立派なドイツ人の仲間入りさっ(キラッ)

…というわけで終わります。ものすごい量の文章読んでくださってありがとうございました。皆様の留学生活がより良いものでありますように…ではでは

(注:今回説明した手続きは地域や大学によって違うので皆様の大学の国際課の方や先輩方に何回も聞いてください)

17. Mai 2017 石川輝

Facebookでシェアする  Twitterでシェアする