ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

ああ、松島や

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ああ、松島や

松島は、宮島、天橋立と並んで、幾度も日本の絵画や詩の題材とされてきた日本三景の一つで、松島のある東北地方は、2011年に地震、津波、福島の原発事故で甚大な被害を受けました。

© Hans Carl von Werthern

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松島湾には、松が生い茂った小島が260あります。月が海上に昇り、その光が波間を照らす光景は絶景で、17世紀の俳人、松尾芭蕉がその光景に魅せられ、一句したためたといいます。

松島や
ああ松島や
松島や



© Hans Carl von Werthern

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先般、この松島に岸田外相が数人の大使をご招待くださり、他の大使たちと朝早く東京から仙台を経由して松島に出かけました。現地ではちょうど牡蠣祭りの時期で、野外で地元の方々と一緒に、既に凍てつく寒さとなっている中、有名な松島特産の焼き牡蠣を十二分に堪能しました。その後、瑞巌寺を見学し、通常は非公開となっている部分も拝見してから、松島湾の絶景が楽しめる観瀾亭の茶室でお茶をいただきました。

© Hans Carl von Werthern

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外相が早めに出立された後、松島町長とご一緒した美味な昼食の席上で、以下のことを伺いました。2011年の東日本大震災の際には、松島ではほとんど死者が出なかったこと。それは多くの小島があるために津波からかろうじて守られ、警報システムも正しく機能したため、ほとんどの住民が無事に避難できたためであったとのこと。今日では、安全な高台に多くの避難施設が新たに出来ています。

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© Hans Carl von Werthern



© Hans Carl von Werthern

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最後に船で松島湾を周遊し、一部奇怪な形をした島々を間近に拝見しました。カモメに伴われ、時に劇的な雲に覆われた空を見たこの旅は言葉に出来ないほど印象深いものでした。月明かりの晩に、もう一度是非松島を訪れたいと思います。でも日中でも、つい自然に次の言葉が口をついて出てしまいます。

ああ、松島や!

© Hans Carl von Werthern

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Hans Carl von Werthern

1953年8月4日 ドイツ・ビューデスハイム生まれ。既婚、娘3人。 1984年にドイツ外務省に入省。 以来「日本におけるドイツ年2005/2006」外務省準備室長をはじめ、外務省東アジア課長、在中国大使館公使、外務省中央局(第一局)長などを歴任。 2014年3月から、駐日ドイツ連邦共和国大使として東京に赴任。

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