ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

あっという間に11月

あっという間に11月

 ドイツに来てもう1ケ月以上が経ち気がついたらあっという間に11月。ドイツも少し寒くなってきました。家族や友人達は元気に過ごしているのかそんなことを時々考えながら最近は生活しています。

 10月24日から大学の授業も始まりました。先週授業を受けてみて聞き取り、会話、語彙力すべての面において自分の語学力はまだまだ未熟だと実感しました。悔しい思いもありますがこれが今の自分の実力と割り切ってこれから自分なりにドイツ語に精進していきたいと思います。焦らず自分のペースで学習する。分からないことはちゃんと質問する。この二つを勉学の面では意識して授業に臨んでいきたいと思います。
 
 最近友人と在外履修期間をいかに過ごすべきかよく議論を交わすことがあります。在外履修は半年という短い期間が決められていますが、その期間で何ができるのか、何を学べるのか自分なりに考え出した答えは「人としてどう成長するか」です。半年でドイツ語を完璧に理解できるようになるのは難しいことだと思います。しかし、在外履修期間中はドイツでの一人暮らしをはじめ日本とは異なった環境で生活しているため多くの経験を積むことができます。楽しい経験もあれば辛い経験もあると思いますがそれらを通じ、乗り越えていくことによって内面的な部分でまた一つ成長できるのではないかと考えています。人として成長することは勉強のように目に見える形で成果が表れるわけではありませんが自分をよく理解してくれている両親や親しい友人などはきっとその成長に気づいてくれると思います。

 最近の悩みとしては未だに今回の留学で何をしたいのか自分の中でいまいちはっきりとしていません。留学の目標設定などは人それぞれですが友人の留学に対する思いや目標を聞くのは刺激にもなり、それと同時に自分の考えを広げられるチャンスでもあると思います。Duisburgに留学している友人達も一人一人この留学に対して色々な目標や考えを持っていて彼らの新しい一面が見れて嬉しかったです。自分には1年間あるからと甘えずにどんな留学にしたいのかまずは軸となる部分を探していきたいです。
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11月2日
山田 大幹

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。
真野 萌(Bonn)
大橋 ふみな(Heidelberg)
磯貝 理津子(Freiburg)

上智大学ドイツ語学科学生チーム