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クリスマスマーケットが始まった!

ベルリン、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケット

ベルリン、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケット

クリスマスマーケットが始まった!

こんにちは。ライターの久保田由希です。
私の住むベルリンでは、今週から街のあちこちでクリスマスマーケットが始まりました! 
イルミネーションがキラキラと輝き、美しいもの、おいしいものがギュ〜ッと集まっているクリスマスマーケットは、日ごとに暗くなるこの季節の何よりの喜びです。


じつは先月、私の新しい本『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』がマイナビ出版より発売になりました。
ドイツ全国のクリスマスマーケットと、ドイツのクリスマス文化について書いた本です。
ちょうど一年前のいま頃に全国各地を飛び回って取材をしたものが、形になったんです。

今回はその記念に、ドイツのクリスマスとクリスマスマーケットについて書いてみますね。


『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』現在発売中

『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』現在発売中



日本では12月24日がクリスマス・イヴでクリスマスは25日だけですが、ドイツでは12月26日もクリスマスです。
さらにクリスマスを待ちわび、準備をする「アドヴェント」という期間があります。
アドヴェントは12月25日から遡って4週間前の日曜日から始まります。今年は11月27日。この日を第1アドヴェントと呼び、その翌週の日曜日が第2となり、第4アドヴェントまで続きます。第4アドヴェントを迎えると、もうすぐクリスマスというわけです。

約1ヵ月間続くアドヴェントの期間中に、クリスマスに向けて気分を盛り上げていくグッズがあります。
例えば日本でもおなじみになりつつある、アドヴェンツカレンダー。12月1日から24日まで、毎日1個ずつ小窓を開けていくイラストカレンダーです。

お花屋さんで売っているアドヴェンツクランツ

お花屋さんで売っているアドヴェンツクランツ



アドヴェンツクランツは、常緑樹でできたテーブルに置くリースで、4本のキャンドルが立っているもの。アドヴェントが来るたびに、1本ずつキャンドルに火を点します。こうしてクリスマスを心待ちにするのです。

クリスマスマーケットが開かれるのもこの頃。
毎年11月下旬からスタートし、ほとんどは12月24日には終わります。12月25日・26日のクリスマスは、家族でゆっくりと過ごす日。お店はすべて閉まります。日本のお正月のようなものと思ってもらうといいかもしれません。

クリスマスマーケットは日本各地でも開催されるようになっているので、どんなものか知っている人も多いでしょうね。きれいに飾り付けられた屋台で、クリスマスグッズや食べ物、飲み物が売られているマーケットです。ただ単に歩くだけでも心が躍る、冬の風物詩といえます。

世界で最も有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット。クリストキントがやってくる

世界で最も有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット。クリストキントがやってくる



クリスマスといえばやっぱりお菓子

クリスマスといえばやっぱりお菓子



クリスマスマーケットはドイツが本場ですが、今ではヨーロッパ中に広まりました。ですから、ドイツ以外でも見ることはできます。

でも伝統を感じられる、温かな雰囲気のクリスマスマーケットが開かれるのは、やはりドイツです。それは昨年ドイツ近隣国を含めて18都市のクリスマスマーケットを取材したときに、実感しました。ドイツのクリスマスマーケットには、「本物」だけが持つ雰囲気が確かにあるんです。

その「本物」が何なのか……それは実際にドイツに訪れて確かめてほしいと思います。「行くのはちょっと難しいなあ」という方は、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』をパラパラとめくってみてください。

クリスマスまで、あとひと月。忙しく、楽しく、心が躍るひと月を、現地で、本で、感じてみませんか。

『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』
マイナビ出版 久保田由希著

文・写真/ベルリン在住ライター 久保田由希
2002年よりベルリン在住。ドイツ・ベルリンのライフスタイル分野に関する著書多数。主な著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『ベルリンのカフェスタイル』(河出書房新社)、『レトロミックス・ライフ』(グラフィック社)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)など。新刊『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』がマイナビ出版より発売になったばかり。
http://www.kubomaga.com/

久保田 由希

東京都出身。小学6年生のとき、父親の仕事の関係で1年間だけルール地方のボーフムに滞在。ドイツ語がまったくできないにも関わらず現地の学校に通い、カルチャーショックを受け帰国。大学卒業後、出版社で編集の仕事をしたのち、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいと、2002年にベルリンへ渡り、そのまま在住。書籍や雑誌を通じて、日本にベルリン・ドイツの魅力を伝えている。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『レトロミックス・ライフ』(グラフィック社)など多数。近著に、ベルリンのかわいいスポットを紹介した『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)。散歩、写真、ビールが大好き。

Blog : http://www.kubomaga.com

久保田 由希