意外?なドイツ土産『ハミガキ粉』 – Young Germany Japan

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意外?なドイツ土産『ハミガキ粉』

愛用中のハミガキ粉。裏面には1450ppmの表記。
愛用中のハミガキ粉。裏面には1450ppmの表記。

ドイツ旅行中の方、もしくは旅行計画中のみなさん、ドイツ土産はもう決められましたか?オーデコロン、文房具、ワイン、オーガニックコスメ、シュタイフのテディベアやドイツビールなどなど・・・どれも定番土産として喜ばれること間違い無しのグッズですが、ここでは僕がドイツ留学中に見つけた少し意外なお土産を紹介したいと思います。それは『ハミガキ粉』です。

 

僕がドイツ留学から帰国する際は4本買って、親戚や友人に留学の思い出話とともに渡しました。『ハミガキ粉なんてドイツで買っても日本で買っても同じだろう』と思われた方、もちろんいらっしゃると思います。しかし、ドイツ(またその他のヨーロッパ諸国)のハミガキ粉には一度知ってしますと続けて使いたくなる秘密があります。それは、歯の表面を強化して虫歯予防に効くとされている『フッ素』が、日本のハミガキ粉より圧倒的に多く配合されていることです。

 

日本では配合量をパッケージに明記する義務がないのですが、一般にはハミガキ粉の多くには900ppm程度のフッ素が配合されています。一方今回の留学から持ち帰ってきたハミガキ粉には、1450ppmものNatriumfluorid(フッ素)が含まれているようです。実に日本の1.5倍近い量ですね。

 

そもそもフッ素はどのようにして働くかというと、ハミガキで落としきれなかった歯垢が作る病原菌の働きを弱め歯垢が作る酸の量を抑える働きや、歯から溶け出したカルシウムの再石灰化を促進する機能を果たすほか、歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復することで歯を健康に保ってくれるそうです。今日では安価に広く普及していて、歯科医にかかった際にフッ素塗布を勧められた、もしくは実際にしてもらった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。世界では、北アメリカやオーストラリアなど、歯周病対策として水道水に微量のフッ素化合物を添加している自治体もあるそうです。ただ多くのフッ素化合物をそのまま飲み込んでしまうと健康被害に繋がるという見方もあるので、ドイツ産ハミガキ粉の使用の際には注意が必要です。

 

そんなフッ素濃度の高いドイツのハミガキ粉、日本よりも高濃度のフッ素でムシ歯予防が出来るならいいと思い帰国後も愛用しています。商品によって値段は様々ですが、200円~700円程度で、Rossmannなどのドラッグストア、スーパーで気軽に購入出来ます。少し変わったドイツ土産としてオススメです。

出典:ライオン株式会社 クリニカハミガキウェブサイト内の「はじめよう!予防歯科  セルフケアを実践しよう フッ素編」より http://clinica.lion.co.jp/yobou/point/fluorine_how.htm

(文・写真 上智大学 松田浩希さん)

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