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ベルリンになかった? かわいい「雑貨屋さん」

©久保田由希

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ベルリンになかった? かわいい「雑貨屋さん」

海外旅行先でしたいことって、いろいろあると思います。私もそうですが、女性なら、きれいな景色を見て、おいしいもの食べて、エステでちょっぴりきれいになって、そしてやっぱりショッピング! じゃないですか?

私自身は、高級ブランド服やバッグには興味がありませんが、その代わり気になるのが、雑貨。食器、紙もの、布もの、アクセサリー……見ているだけで幸せになってしまいます。

ところが、かわいいものを集めた、いわゆる「雑貨屋さん」というものを、以前のベルリンではほとんど見かけませんでした。食器なら食器、ステーショナリーならステーショナリーと、それぞれの専門店に分かれていたんです。

©久保田由希

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そもそもドイツには、「雑貨」というカテゴリーがなかったように思います。考えてみれば、「雑貨」に当たるドイツ語って、ないですよね。「ギフトグッズ」とか「リビングアクセサリー」のように、細分化した言葉で表現すると思います。

ドイツ語のように、何事も細かく正確に表せる言語にとって、日本語の「雑貨」は、あまりにも大ざっぱすぎるのかもしれません。

商品のテイストも、ドイツと日本ではずいぶん違っていました。日本では、大人の女性が持てるかわいいデザインがありますが、ドイツではシックでアーティスティックな雰囲気か、逆に子どもっぽいものに傾向がはっきりと分かれていた気がします。

そんな状況が変わってきたのが、この4〜5年のこと。ベルリンで日本的な「雑貨屋さん」が、ぽつり、ぽつりとオープンし始めたのです。

どうやら、外国で雑貨屋さんに親しんだり、外国からの情報が入ってきたことが、理由の一つのようです。
いまでは、ベルリンらしい感性が覗く、素敵な雑貨屋さんがいくつも生まれました。


センスのいいカフェやレストラン、かっこいいホテルにギャラリーは、ベルリンにはもう既に十分すぎるほどの数があります。
今ではそこにかわいい雑貨屋さんも加わったのですから、ほら、来ない理由はないでしょう?






©久保田由希

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著者プロフィール
久保田由希(くぼたゆき)

フリーライター。日本での出版社勤務を経て、2002年よりベルリン在住。著書や雑誌で、主にドイツ・ベルリンのライフスタイルを紹介。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『ベルリンのカフェスタイル』(河出書房新社)、『レトロミックス・ライフ』(グラフィック社)など多数。ベルリンのかわいいお店やスポットを紹介したガイドブック『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)が出版されたばかり。

http://www.kubomaga.com/

http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

久保田 由希

東京都出身。小学6年生のとき、父親の仕事の関係で1年間だけルール地方のボーフムに滞在。ドイツ語がまったくできないにもかかわらず現地の学校に通い、カルチャーショックを受け帰国。大学卒業後、出版社で編集の仕事をしたのち、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいと、2002年にベルリンへ渡り、そのまま在住。書籍や雑誌を通じて、日本にベルリン・ドイツの魅力を伝えている。『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)ほか著書多数。新刊『心がラクになる ドイツのシンプル家事』が大和書房より発売になったばかり。散歩、写真、ビールが大好き。

Blog : http://www.kubomaga.com

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Facebook : https://www.facebook.com/yuki.kubota.900

久保田 由希