新星デビュー☆
ブンデスリーガ2014-15が開幕。
オープニングゲームは昨シーズンの覇者バイエルン対ヴォルフスブルク。
バイエルンの本拠地、アリアンツアレーナには7万人を超す観客が!
開幕戦にもかかわらず、バイエルンにはおなじみのスターの姿が見当たらない・・・
W杯が終わってからまだコンディションが整わないドイツ代表シュヴァインシュタイガー選手とボアテング選手は試合前の式典に顔を出しただけ。
ドイツ・スーパーカップで重症を負ったマルティネス選手は長期戦線離脱。
昨シーズンのケガがまだ癒えてないティアゴ選手。
W杯で大活躍のクロース選手、そして同じくクロアチア代表で活躍した点取り屋マンジュキッチ選手が去り、今年のバイエルンは大丈夫?
ハイ、大丈夫!
昨シーズンの得点王レヴァンドフスキ選手がライバルのドルトムントから加入。
バレンシアから移籍のスペインのベルナト選手は21歳、フランクフルトから移籍のドイツのローデ選手は23歳と、4年後のW杯に出場必至の即戦力を獲得。
そして控えゴールキーパーに「ペペ」の愛称で親しまれ、特にリヴァプールでその才能を発揮したスペイン代表レイナ選手を獲得。ノイアー選手にとってもバイエルンにとっても心強いバックアッパーですニャ=^_^=
開幕戦の先発は、W杯で活躍したミュラー選手やロッベン選手など各国代表クラスが勢揃い♪
そんな中、バイエルンの若い才能がブンデスリーガデビューを果たす。
ジャンルカ・ガウディーノ(Gianluca Gaudino)選手は17歳のミッドフィルダー。
先日行なわれたドイツ・スーパーカップでは先発フル出場、DFBポカール1回戦では後半79分にラーム選手に代わって途中出場。
そして今シーズンのブンデスリーガ開幕戦では堂々の先発デビュー!。試合終了間際まで出場したんだ。
彗星の如く現れた新星に、Wikipediaは試合終了後にようやく掲載されたほど。それによると、お父さんは元ドイツ代表選手でトレーナーのマウリツィオ・ガウディーノさん。
各年代のドイツ代表に選ばれて、ドイツサッカーのヒエラルヒー(Hierarchie、ドイツ語)の頂点ブンデスリーガのトップチームでプレーする17歳、将来のドイツ代表担う逸材に期待を寄せずにはいられない!
また、開幕戦は出場機会がなかったけど、ガウディーノ選手と同じ96年生まれの18歳、ミッドフィルダーのルーカス=ユリアン・ショル(Lucas-Julian Scholl)選手もベンチ入り。
こちらのWikipediaはまだみたいだけど、お父さんはこちらもサッカー選手。元ドイツ代表で当時のブンデスリーガを代表する名選手、メーメット・ショルさん。(お父さんのWikipediaはこちら ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/メーメット・ショル)
ガウディーノ選手同様、注目ですニャ=^_^=
各国代表選手が集まり相変わらず選手層は厚いけど、3連覇を目指すバイエルンにとってはその人材をどの様に起用し、選手間で如何に連携が図れるかが鍵。そして若手選手も起用して育てていく、ん〜贅沢な悩み・・・
試合は前半37分にW杯のドイツ初戦同様ミュラー選手が決めてバイエルンが先制。
後半開始早々の47分にはこちらもW杯で大活躍のオランダ代表ロッベン選手がドリブルから蹴り込んで2点目。相変わらず球際に強い!
しかしヴォルフスブルクも後半52分、クロアチア代表オリッチ選手がペナルティエリアのすぐ外から、ゴールポストの上ギリギリを狙った技ありのスーパーゴールで1点差。
78分にはベルギーの19歳マランダ選手のゴールにノイアー選手が倒れ込みながら反応、ボールはポストの上に当たり走り込むマランダ選手の足元に。誰もが同点を確信した次の瞬間、ボールに併せようとしたのか、勢いで足が出てしまったのか、マランダ選手の足に当たったボールは無常にも枠の外へ・・・頭を抱えながら倒れ込むマランダ選手。ヴォルフスブルクは絶好の同点機を逸し、バイエルンは命拾い。
試合はそのまま2対1でバイエルンが開幕戦を勝利で飾ったニャ=^_^=
昨シーズン2位、ドイツ・スーパーカップではバイエルンを2年連続で破ったドルトムントは、ホームに昨シーズン4位の強豪レバークーゼンを迎える。
この試合、うれしいサプライズが。
今年のウインターブレイクにセレッソ大阪から来年6月までの期限付きでドルトムントの2部チームに移籍していた18歳丸岡選手が念願のベンチ入り♪
試合には出れなかったけど、その勇姿が見られる日が近そう!
W杯を直前の試合でケガをして出場できなかったロイス選手が合流し万全の体制で臨んだドルトムントだったけど、なんと試合開始9秒、レバークーゼンのベララビ選手にゴールを決められ先制を許してしまう。この「開始9秒」はブンデスリーガ史上最速ゴール!
試合終了間際にはレバークーゼンのキースリング選手がダメ押しゴールを決めてドルトムントまさかの敗戦。
細貝選手と原口選手のヘルタはホームでブレーメンと対戦。
一時は2対0とリードしたものの追い付かれて引き分け。
2人揃っての先発フル出場の開幕戦で勝ち点1をゲット♪
長澤選手と大迫選手のケルンはホームで3年ぶりの1部開幕戦を迎える。
対戦相手は昨シーズン16位で2部との入れ替え戦で辛うじて1部残留を決め、結果ブンデスリーガ史上未だ降格したことが無いハンブルク。
長澤選手はケガで欠場、昨シーズン「2部」1860ミュンヘンに在籍していた大迫選手は先発出場で見事「1部」デビュー(後半62分に交代)。
次戦でゴールをぜひ決めて♪
試合はスコアレスドロー。
ニュルンベルクから長谷部選手が移籍して乾選手と日本人選手2人になったフランクフルトはホームでフライブルクと対戦。
長谷部選手は先発フル出場、乾選手は先発して後半68分に交代。
試合は1対0でフランクフルトが勝利。
プライベートでおめでたいことがあった酒井宏樹選手とニュルンベルクから清武選手が加入したハノーファは内田選手のシャルケとホームで対戦。
宏樹選手は先発フル出場、清武選手は後半60分から出場。
内田選手はケガのため欠場。
試合はシャルケが先制したものの、地元ハノーファが逆転勝ち。
先日のDFBポカールでも初戦まさかの敗戦を喫したシャルケ、大丈夫か?!
岡崎選手のマインツは今シーズンから1部に初昇格したパーダーボルンと敵地で対戦。
昨シーズン開幕戦、そして後半戦の開幕戦でゴールを決めている岡崎選手はまさに「開幕男」。
そして今シーズンの開幕戦も見事期待通りに先制ゴール!
試合は1部昇格のパーダーボルンが追い付き、試合終了間際に勝ち越し。
1部昇格チームの開幕戦勝利はここ10年で2チームのみ。久しぶりに勝利かと思われたアディショナルタイム3分、勝ち越しゴールを決めたヒューネマイヤー選手が痛恨のペナルティ。
韓国代表ク選手がペナルティキックを決めて同点、試合終了。
岡崎選手①
酒井高徳選手のシュトゥットガルトはメンヒェングラートバッハに乗り込んで対戦。
高徳選手は先発フル出場。
試合はシュトゥットガルトが先制。
そのまま試合終了かと思われた90分、W杯決勝で急遽先発がまわってきたクラマー選手がゴールを決めて引き分け。
ブンデスリーガは1部18チーム総当たり、ホームアンドアウェーで1シーズン全34節。
そこで、これから毎回試合でよく聞くドイツ語を一緒に覚えませんか?
題して「ネコのドイツ語 サッカー編」。
第1回目の今日は「Ecke」。
発音は「エッケ」で、「コーナーキック」のこと。
他にも「Eckstoß(エックシュトス)」とか「Eckball(エックバル)」と言うんだ。
どの言葉にも登場する「Eck」は「隅(すみ)」とか「角(かど)」とか「曲がり角」、「コーナー」という意味。
試合が動くきっかけになるコーナーキック、ぜひ覚えてニャ=^_^=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
ブンデスリーガ チームと都市(2014-15シーズン)
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(25. August 2014)