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目指す修了資格は? 学位制度改革

目指す修了資格は? 学位制度改革

目指す修了資格は? 学位制度改革

ヨーロッパ諸国が共同で進めてきた、統一的な大学圏構築のためのいわゆる「ボローニャ・プロセス」の一環として、ドイツの大学でも学位制度が改革され、国際的に通用するバチェラーとマスターの2段階学位授与システムへの転換がほぼ完了した。この改革過程で多くの大学は、外国人留学生にとってとくに魅力的な、英語またはそれ以外の外国語で受講できる国際課程を新設している。



バチェラー(学士)



いまではドイツの大学新入生の3分の2強が、バチェラー課程を選択する。特定専門分野の基礎知識を、6~8学期で習得してバチェラーを取得した学生は、そのまま就職することもできるし、さらにマスター課程に進むことも可能。



ドイツの大学には現在、およそ6,000のバチェラー課程が設置されており、その中にはドイツ語以外の外国語で授業を行う国際課程も多く含まれる。他国で散見する留学生だけを集めたコースとは異なり、ドイツの国際課程にはドイツ人学生も在籍する。外国人新入生がドイツの大学生活に早く溶け込めるよう、学生互助会によるニューカマーサービスを用意している大学も多い。またドイツ学術交流会(DAAD)は、様ざまな評価基準に基づいて厳選した国際課程(バチェラーの他マスター、博士号を取得できる課程も含む)に関する情報を、ウェブ上で検索できるようにしている。



www.daad.de



マスター(修士)



バチェラー課程の修了者は、専攻分野の知識を深めたり学際的な広がりもたせる目的で、さらに2~4学期のマスター課程に進むことができる。マスターを授与するドイツの大学の課程はすでに5,000を上回り、かつて一般的だったディプロムやマギスターに取って代わるケースがますます増えている。



大学卒業後すでに何年か職業経験を積んだ第三世界の若いリーダーたちの間で、とりわけ人気の高いプログラムとしては、DAADの助成の下に運営される約40の途上国開発関連マスター課程がある。実践性をとりわけ重視するこれらのコースのテーマは、例えば開発マネジメント、熱帯水文地質学、再生可能エネルギーなど。授業は通常英語で行われるが、まれにドイツ語のコースもある。課程への入学を希望する途上国出身者は、特別に用意された奨学金を申請することができる。詳細は



www.daad.de




博士号



ドイツでは毎年、ヨーロッパのどの国よりも多い2万5000人以上が博士号を授与されており、うちおよそ3,600人が外国人である。博士号取得を目指してドイツの大学に在籍する外国人学生は09年、10年前の2倍に当たる1万8000人に達した。



ドイツの大学で博士号を取得する方法はいく通りもあるが、大別すると、教授の個別指導のもと論文を執筆する伝統的な個人プレー方式、あるいは明確に構造化された博士課程カリキュラムに基づくアングロサクソン流PhD方式に分かれる。外国人学生により適しているのは明らかに後者で、この方式の利点であるチームワークや実践性、複数教授による行き届いたケアをうまく活かすならば、約3年で博士号を取得することができる。また「エクセレンス・イニシアチブ」の奨励対象として多数新設されたGraduate Schoolの場合、学際的なテーマに共同で取り組むことも多く、若手研究者の視野を広げる効果も大きい。さらにマックス・プランク、フラウンホーファー、ヘルムホルツ、ライプニッツの各協会が設置するResearch Schoolは、博士号取得にいたる最高の研究環境を約束する。



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