ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

ドイツ留学10問10答 留学前の情報収集

ドイツ留学10問10答 留学前の情報収集はどこで、どのように?

ドイツ留学10問10答 留学前の情報収集

ドイツの大学についてより多くを知りたい人はまず、DAADが世界に向けて発信している「www.study-in.de」を見るとよいだろう。DAADはまた、外国に現地事務所と情報センターを多数設置しており、現地スタッフが個別に相談に乗ってくれる。国内外の事務所の連絡先はこちらに掲載されている。また、ドイツ学生互助会は「準備に関する質問(Fragen zur Vorbereitung)」という章などを設けて役立つ情報を提供し、ドイツの研究に関する情報を網羅した上位ポータルサイト「Research in Germany」では「よくある質問」に回答が与えられている。





留学に必要な条件は?



ドイツの大学に留学を希望する外国人は全員、履修コースがバチェラーかマスターか博士課程かを問わず、入学許可を申請する必要がある。肝心なことは、大学以前の学校の修了資格、あるいは大卒者と博士号取得志願者の場合は、すでに取得した大学修了資格がドイツの修了資格と同等であると認められることだ。修了証書が認定されるかどうかは、事前にDAADの入学許可データベースで確認できる。



このほか、多くの学科では十分なドイツ語能力を証明することが求められる。国際課程では、ドイツ語の代わりに、たいていは英語に堪能であることを証明しなければならない。ドイツで博士号の取得を目指す人は、優秀な成績で大学を卒業し、ドイツで認められる(普通はマスターに相当する)修了資格をもっていることが必須。しかし特に優秀な外国人志願者は、修了資格がバチェラーでも、「Fast-Track-Programme」と呼ばれる博士課程プログラムへの参加が許可されることもある。この場合、たいてい入学試験合格が条件となる。適時に志望校の入学許可条件について正確な情報を入手することが重要だ。





出願方法は?



外国人入学志願者は「www.uni-assist.de」を通じて有料で、複数の大学に願書を提出できる。医学や薬学などの学科は、EU加盟国出身者は中央学籍配分機関(ZVS)を通じて出願する必要がある(www.hochschulstart.deを参照)。博士号取得志願者の場合、参加を希望するプログラムによって手続きが異なる。ドイツ研究振興協会(DFG)のサイトに様ざまな大学院へのリンクが張られている。他の博士課程プログラムには、マックス・プランク協会ヘルムホルツ協会など、研究機関のサイトを通じてアクセスできる。



www.inobis.de





ビザは必要?



欧州連合(EU)と欧州経済圏(EEA)およびその他数カ国出身の学生は、ビザなしでドイツに入国できる。その他の留学生は全員、通常ビザや滞在許可証が必要。入学許可が下りる前にドイツで事前に情報収集したい場合は、ドイツ在外公館で大学入学志願者ビザを申請できる。観光ビザを後で学生ビザに書き換えることはできない。



www.diplo.de





覚えておくべき期日は?



ドイツの大学は2学期制で、入学は夏学期と冬学期のどちらでも可能。夏学期は、総合大学では4月から9月まで、専門大学では3月から8月まで、冬学期は、総合大学では10月から3月まで、専門大学では9月から2月までとなっている。願書提出期限はたいてい1月15日と7月15日(日付は異なる場合がある)。



www.internationale-studierende.de





ドイツの学生生活にはいくら必要?



大半の連邦州では、学期ごとに納める小額の共済費を除くと、大学の授業料は無料。現在5つの州で、1学期につき――比較的控えめな額といえる――約500ユーロの授業料が徴収されている。



ビザの取得を義務づけられている非EU加盟国出身の学生は、年間約8000ユーロの資金証明を提出する必要がある。この資金証明書はドイツでの学生生活を自力で賄えることを保証するものだが、あらゆる経費を賄うには、この金額ではまず不十分だ。ドイツの学生の生活費は月平均812ユーロとなっている。小さな町では通常、大都市よりはるかに生活費を抑えられる。しかし首都ベルリンは例外で、



外国人新入生は、学生互助会が提供する特別サービスパッケージで資金も確保できる。外国人留学生は一定額を支払えば、食・住を賄い、健康保険の適用も受けられるのだ。そこにレジャーが含まれることもある。サービスパッケージは多くの学生互助会が提供しており、費用は160~360ユーロほど。留学前に自国から申し込める。



体系的に組織された博士課程プログラムの在籍者は、たいてい経済面もサポートされている。大学院や学外研究機関のリサーチスクールに在学する博士号取得志願者は、ほとんどが研究員として研究プロジェクトに携わるか奨学金を受けている。





www.daad.de



学生生活はどのように賄う?



ドイツでは、ほとんどの学生が勉強の傍ら、アルバイトをしている。留学生もドイツではアルバイトをすることが許されている。しかし、非EU加盟国とEU新規加盟数カ国の出身者には就労に制限がある。



ドイツでは多くの組織が才能豊かな外国人学生に奨学金を支給している。外国人学生(たいていは博士号取得志願者だが、マスター課程在学者を対象としたものも徐々に増えている)のための奨学金給付団体として最大のものはDAADで、多種多様な奨学金プログラムを提供している。また、ドイツの財団の多くも若い学生を助成している。奨学金に関しては、特に徹底的に調べる価値がある。



www.funding-guide.de



www.stipendiumplus.de



www.stipendienlotse.de





住まいはどうする?



ドイツで学生に最も人気があるのは、複数の学生が民間アパートを共同で借りてルームシェアする住み方だ。ドイツ語の「Wohngemeinschaft」を略して「WG」と呼ばれる。学生寮も非常に人気がある。学生寮は通常、大学周辺にあり、家賃は格安で、月額200ユーロほど。



部屋は各大学の学生互助会が斡旋している。住まいの確保には早目に取り掛かるべきだろう。民間アパートに一人で住みたければ、家賃として少なくとも月300ユーロはみておく必要がある。小さな町なら普通は、ミュンヘン、ケルン、ハンブルクといった大都市より容易に、手ごろな家賃の住まいが見つかる。



www.studentenwerk.de



www.wg-gesucht.de





ドイツ語能力はどのくらい必要?



たとえドイツ語能力を証明する必要のない国際課程で学ぶとしても、ドイツ語は習得すべきだろう。日常生活でドイツ語は重要で、ドイツ語ができないと、様ざまな場面で締め出されたように感じるだろうから。もっとも、多くのドイツ人は英語が上手だが。志望学科を履修するためにドイツ語能力を証明しなければならない場合は、「外国語としてのドイツ語(DaF)」テストやゲーテ・インスティトゥートで語学試験を受けるといいだろう。ドイツ各地の大学もサマーコースで「外国語としてのドイツ語」を開講している。



www.testdaf.de, www.goethe.de



www.daad.de





サポートが必要な場合は?



問い1を参照のこと。そのほか、各大学の外国人学生課や国際オフィスが留学生にとって重要なスタート地点となる。



こうした部署の担当者は所属大学の入学申し込み手続きについてあらゆることを心得ており、日常生活に関することでも手助けしてくれる。他の学生とのコンタクトは、学生のためのプラットフォーム「www.studivz.de」で容易に取れる。また、ポータルサイト「www.all-students.de」は学生による学生のための情報を提供している。

staff